|
はじめまして。アスペルガー当事者でPDD児の母です。
「ただ待つのが怖い」というのは、何を待ってらっしゃるのかしら?
うちはワタシ、上の子、下の子、各々、実生活に支障をきたした
タイミングで、相談や受診に踏み切りました。
上の子(高校生)は、高校生活になじめず、登校渋りや極度な疲れなど
身体症状が出ていたので自分でも困難さを訴えた時点で、
発達障害支援センターへ連れて行き、カウンセリングを受けました。
(自閉圏にしても自閉度は薄いと言われ、経過観察中です)
息子さんがアスペルガー症候群かどうか?というのは、
専門家にみてもらわないとわからないことです。現時点で、
>息子は自分がアスペルガーだとは思っていません。
>
>アスペルガーの子は、自分がアスペルガーだと知ることはどうなのでしょうか。
という心配は、先走りし過ぎかも?と思いますが…
自分がなんらかの発達障害と思わなくても、生活上で困難さがあるとか、
周囲になじめない違和感とか、なんらかの自覚があるのであれば、
受診したり、診断を受けることで、救われた気持ちになるかもしれません。
(ワタシの場合はこちらのケースでした)
しかし、自分で自分の困難さや不自由さを感じられない状態ですと、
受診や診断そのものに抵抗が激しいかもしれません。
(下の子の場合は「アスペルガーって言わないで」と言います)
>知ることで、良くなったり、楽になったり、受け入れられなくて逆に苦しく
>
>なったり、どうなのでしょう?
障害の受容には、段階を経て、またはらせん状の受容ー否認のループを描き
ながら、ある程度の時間の経過が必要である、という説があります。
当事者が自分の障害と向き合うためには、当然不安と納得の気分の揺らぎを
伴うだろうと個人的には考えています。
障害を知った方がいいかどうかより、診断後の治療(療育)方針や、
具体的な困難さに対処する方法、生涯設計(進路選択を含む)など、
見通しを立てられる情報を持っているか?が大事かと思います。
|
|