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▼MAAさん:
小6アスペ男児の母です。
発達障害の子にとって、いじめた、いじめられたは、
けっこう避けて通れない問題ですよね。
(健常児だって、避けて通れないかも)
うちの子は、お友だちには恵まれていて、
発達障害の子にしては、お友だちが多い方だと思いますが、
それでも、いじめられた は、ありました。
>「自分が人に優しくしないとみんなあなたに優しくしてくれないよ」
>「話を聞いてあげないとだめ。自分の話ばっかりしたらだめなの」
>「人の嫌がることばっかりしたら、自分に返ってくるんだよ」
ふだん、お子さんに言いきかせる言葉はこれでもいいと、
私は思います。
また、年齢や発達程度にあわせて、本人の理解しやすい言葉に
言いかえてあげればと、思います。
たとえば、
「話しを聞いてあげないとだめ。自分の話ばっかりしたらだめなの」
と、言われても、(これと同じ言い方じゃないかもしれませんが)
発達障害の子は、ピンとこないかもしれません。
「でもー、ぼくの話しは、(ぼくが)たのしいと思うんだ。
どうしてだめなのかなー?」
に、なっちゃうかも。
私自身、「話し上手は聞き上手」とアドバイスされても、
どうしたらいいかわかりませんでした。
療育先では、相手の話しに相槌を打つ…ということを、
うちの子は教わったようです。
「ふーん、それで?」だったら相手の心象を悪くするとか、
「うんうん。いいね」と、相手が話しをしやすい返事を返すとか。
こういった、返事のノウハウって、
接客業でも受け答えのマニュアルであると思うんですよね。
(たしか私も、コールセンターに勤めたときに研修で習った記憶が…)
こうした会話のしかたを教えるのも、お子さんの対人関係をよくしていくのに、
とってもいいかもしれないですね。
>先週、息子が一人で休み時間に何か作っていたら
>それを壊した子がいたそうで、その子が最近よく息子をからかったり、
>意地悪をしてくるようです。
でも、相手の方がからんでくることに対しては、
どんなに、人間関係をうまくこなせる人でも難しいでしょ。
私も、息子にちょっかいをかけてくる子がいるという話しを、
息子本人から聞いたときは、
ちょうど学年末で春休み前だったのもあって、
「もう少し様子みよう。
あんまりひどいようなら、お母さん、その子に話しつけに行くからね。
(うちの息子は他害があるので)
君は、暴力に暴力で返さないんだよ?
頭つかうことを考えなさい」
と、言ってみたのでした。
本人は、その後、
「そいつの学年で、聞き取り調査して、名前つきとめたんだ」
と、までは言っていたんですけど、
学年があがったことで、その子とのトラブルは消えたようでした。
私はこのとき、「お母さんがついてる!味方だよ!」
と、本人に安心を与えたことで、
息子に落ちついて考える時間を与えたかな?と、思いました。
もし、このとき、
このイジメがヒートアップするようだったら、
私は、学校へ出かけていって、相手の子に、
にっこり!と、話し掛けようかと思ってました。
…というのが、私のいじめ対策法です。
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