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▼小梅さん：
私は、自分がＡＤＨＤにまるまる当てはまってる人間だと思ってます。
衝動性があり、思いついたら行動せずにはいられない。
注意力欠陥があり、そそっかしいことこの上ない。
落ちつきがなく、あれもこれもに手をつけたい。
しゃべりすぎる子どもでしたので、お口の多動です。
「ジャイアン・のび太症候群・アスペルガー・ＡＤＨＤ」の本を読んで、
子どもにあてはまる！と、感じて、息子は診断に至ったわけですけれど、
その一方で自分にもあてはまりました。
発達障害の知識がある程度、持っている人ならば、
私はどこからどう見ても、ＡＤＨＤと積極奇異は持ってるだろう…
と、見えるようです。
私も、そう思います。
私の知ってる知識では、医学的上はＡＤＨＤとアスペルガーは名称が分けられているようですが、
まるっきり自閉症の入っていない、ＡＤＨＤオンリーで持っている方って、
ほとんどいないんじゃないか？と、思うぐらい、
けっこう、発達障害は、自閉症がベースになって、
ＡＤＨＤが優勢に出てるか？ ＬＤが優勢に出てるか？ 自閉症が優勢に出てるか？
で、診断名が分れるようで、
「アスペルガーじゃなければ、ＡＤＨＤ！」
と、決められたものでもないようです。
ただ、診断するお医者さんは、何が優勢に出てるか？で、診断名を決められたりするようですね。
お医者さんによっては診断名が、
アスペルガーだったり、ＡＤＨＤだったりする人もいるみたいです。
（これらの説は、親の会の顧問の先生から聞いた話しもまざってますので
はっきりとした文献をＵＰできなくてごめんなさい）
ＡＤＨＤは、狩猟民族のなごりともいわれ、
すぐに目移りしやすいのも、あきっぽいのも、
獲物を追いかける狩人の性質らしく、
だから、ＡＤＨＤの人はひとつのことにじっくり腰を据えて行うより、
あっちこっちに手を出したり、
まあ、多動なんですね。
そういう意味でも、ほんとうに私はあてはまってると思ってます。
（なんでも手を出して、多趣味ですし、ながら族ですから）
かといって、私のようなタイプだけが、
ＡＤＨＤの典型なんだよ？というわけじゃなく、
「ジャイアン・のび太症候群」と名づけられたぐらいですから、
のび太くんのような、
のんびりおっちょこちょいタイプも、ＡＤＨＤに入ります。
すぐボーッとして、空想（ファンタジー）の世界に入ったりね。
（これも、これで私もあてはまるんですよ）
こうしてみると、ＡＤＨＤも、けっこう奥が深いでしょ？
私が、小梅さんと同じ年のころは、
印刷会社にいました。
最初は先輩たちにガミガミしかられてばかりで、
「こんな仕事、今日辞めてやる！」
と、思いながら、
泣きながらでも、その会社を６年勤めました。
そうして、仕事を覚えたので、
仕事を覚えたことで自分に自信がつきました。
あきっぽい私でしたが、
高校卒業時、クラスメートのひとりが
「自分があわない、じゃない。自分をあわせるんだよ？」
と、私に言った言葉が、なぜか心に残って、
そんなこともあいまって、６年勤まったのだと思います。
（なぜ辞めたかというと、今住んでるこの街に出て来て一人暮ししたかったからなんですね）
小梅さんは、まず、仕事でも、趣味でも、
自分の得意を見つけましょう。
そうして、多少いやなことがあっても、それを越えたら自分が変わるぐらいのつもりで、仕事のスキルを身につけましょう。
仕事ができるようになれば、自分に自信もつきます。
ＡＤＨＤは、勝ちたいこだわりの人も多いので、
負けたくない、の一念があれば越えられると思うのです。
自分に少しでも自信がつけば、自己評価も上がるでしょう。
私も、２０代前半のころは、
「私が一番不幸な気がする」と、思ったり、
周囲とうまくいかないと、
「私はスケープゴードにされただけ！」と、被害的に受取ったり、
「世界が私中心に動けばいいのに！」と、思ったりしたものでした。
その後、山ほどの対人関係のつまづきが、ひとつひとつ勉強でした。
でも、私は自分が不幸だなんて思ってませんよ。
離婚はしましたが、二人の可愛い子どもたちに恵まれました。
二人とも発達障害ですが、それが不幸だとも思いません。
今は、周囲に恵まれ、
今の仕事もやっと身についてきて、
４０代になって、やっとこれから私の人生かも…？
って、感じになってきました。
人生って、長いですから。
まだ２０代なら、そう悲観したものでもないです。
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- 08/5/15(木) 19:40 -
