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２年前にアスペルガー症候群の診断を受けた社会人の笛と申します。
その先生のおっしゃった事は一理あるので面白いな、と思いました。発達障害を専門とする医師でしょうか。
ADHDやLDとアスペルガー症候群は「発達障害」という括りで見られることが多いのですが、りん子さんは両者の違いをご存知でしょうか。
私の理解では、ADHDやLDは「心の理論」があります。
アスペルガー症候群を含む自閉症には「心の理論」がない、もしくは機能不全です。
「人から自分がどう見えるかわからない」「認知にずれがある」というのは、心の理論に欠陥がある状態で起こることが多いので、自閉症が考えられます。
他方、ADHDやLDには心の理論が機能していますので、上記のようなことはあまりないかもしれません。
ただアスペルガー症候群の場合でも、経験値により擬似的に心の理論を構築している当事者もいると思いますので、その先生がおっしゃるほど簡単には見分けはつかないと考えています。
また、アスペルガー症候群の当事者がADHDやLDを伴っている場合もあります。
（私はアスペルガー症候群の検査に先立ってADHDの検査も受けましたが、ADHDの可能性はないとの診断でした。）
生育歴（第三者の視点がわかる成績表のコメント欄や親兄弟の話）や問診だけでなく、WAIS-Rの知能検査の結果などで総合的に判断する方がより適切な診断が出来ると考えます。
りん子さんは診断待ち、とのことですが、WAIS-Rをお受けになられてその結果をお待ちなのでしょうか。
「心の理論」にご興味があれば、ネットで検索すれば色々と情報があります。
以上、ご参考になればと一当事者としての考えを書きました。
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