|
▼フォウさん:
>この頃、思うのですが、自分は診断を知って、今までの自分の努力がムダにされたような気にさせられます。どこの援助も受けられずたらい回しー、研究者の言ってることもバラバラ(最近はアスペルガーのことを持ち出した人を一泡吹かせたい気持ちになってる)ー、ときてる。こうなってしまうと、誰も信じることが出来なくなってしまいます。本当に適切な診断は当事者をよりよくする手段なんでしょうか?ご意見をお願いします。
診断をされることによって、HAPPYかどうかということは、次の要素によって大きく左右されてしまうと思います。
1.自分が、『障がいを有した存在』であることを受け止められるか?
2.家族が、『ハンディを抱えているため…しづらいことがある』ということを、
受け止めて、気づかずに強まった気持ちのもつれをほどいていけるか?
3.社会空間(学校・職場・福祉関係施設etc.)が、適切なレベルの『居やすさ』を当事者に確保することが可能か?
ASを含めた『メンタル系障がい』の場合、これらに加えて、
4.適切な情報が世間へ流れていき、『危険な者』という誤認識が薄まるか?
5.本人さん・家族が、障がいに臆せずに、『外に出たい(^_〜)』と思える雰囲気が地域に築けるか?
ということも重要です。
診断されたということは、これらの達成に向けての『茨の海』の中を走る道の入り口に立ったという意味を持つのかもしれません。
茨は白い花が清楚ですが、棘は痛いです。
ラクもあれば当然苦もあります。
|
|