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▼ペンライさん:
はじめまして。
小学5年生のアスペルガーと診断された息子と、
小学3年生の広汎性発達障害(アスペルガーとは呼べないけれど広く発達障害としてくくられる)と診断された娘がいます。
>今でも忘れられません。アスペルガーという区分けを知ったとき、息子をその区分けで括ってもらったとき、自分がその症状を持つ子どもの母親なんだと烙印を押されて、あろうことか、私は泣きました。悲しくて、ではないです。救われて、ほっとして泣いたんです。「ああ、そうなんだ。私のせいじゃなかったんだ」と。
私は最初の内は、そう思っていいと思います。
多くの母親が、「自分の育て方じゃなかったんだ」と、ほっとするんじゃないかな?って思ってます。
でも、そこからどう対処、対応してくかは、やっぱり親の育て方…なんだと思ってます。
>母親の私が揺れてしまうんです。障害だからと、こちらが対処法を学ぶことで、日々の生活を緩やかにしようとする反面、その対処や理解は社会にでていったらないのだから、ある程度は息子もルールを身に着けないのじゃないかと。
うちの息子は、今の法律では療育手帳を間違っても受けられません。
診断当初のIQが、138でしたから。
この状態で、今の法律だと、
息子は将来、障害者就労じゃなくって、一般枠での就職になると思うんです。
支援学級もこの子にとっては厳しいかな…って思ってます。
そういう意味でもそうですし、
一人で外を歩くということは、誰もが彼を障害児とは見ませんから、
私は彼を、できるだけ自分の力で生きられるよう育てていこうと思ってます。
周囲に支援と配慮を求めながら、
本人もできるだけ自分の力で社会を生きていけるよう力をつけさせる。
それが一番、本人のためになるって、私は思ってます。
>先日、学校から帰ってきた息子が、「家であまっている空の500mlのペットボトルに、あずきかビーズを入れて持ってきてと先生に言われた」と、言いました。
ペットボトルでの顛末、読ませていただきました。
ほんと、こういうこだわりって、なかなかぬけられないようですね。
わが家も似たようなトラブルは満載です。
うちの息子は、落ちついていたら冗談も通じるし、融通もきくのに、
いったん、つまづいちゃうとバリバリの自閉児に戻ってしまいます。
徒歩20〜30分かかる学校からの帰り道に、友達とのトラブルでつまづいたからといって、
またもう一度学校へ戻って、「帰宅」をやりなおしされたときには、
ほんとにやっかいだ…と思いました。
でも本人も、「疲れるのになんで自分はこんなことやってんだ…」と思いながら
やりなおししてました。
でもそんなことをやりながらも、
本人も少しずつ力をつけていってます。
押したり引いたりを繰り返しながら…。
障害は、治るものではありませんし、一生おつきあいしていくものですが、
本人も親も、上手にその障害とおつきあいしていくことで、
本人だって、楽になる。
そう思って育てています。
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