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▼めえめえさん:
こんにちは(^v^)
とても興味深い内容でしたので、私も少し参加させて頂きます。
>杉山登志郎先生の『発達障害の子どもたち』(講談社現代新書)
>を読みました。
>中で一番感動したのは、自閉症者の自伝を丹念に読むと
>「認知の特異性にもかかわらず、感情の持ち方は健常者と同じである」
>という一文でした。
>自閉症者も、ほめられれば嬉しいし、叱られれば悲しい…
>つまり、自閉症者は異文化人ではあっても異星人ではない、と。
素敵ですね。
私も、これから読ませて頂こうと思います。
いつも我が子に関して常々感じていることなのですが
障害があろうと無かろうと、一人の人間であることは変わりないし
この子には、この子の役割があって、きっとこの世に誕生したのであろうと
思ったりしながら大切に育てています。
よく、障害名が1人歩きしてしまったり、偏った考えに陥る方も多くおられると思いますが
私にとっての我が子は、やはりこれからの日本を支える若者の1人として
社会貢献して欲しいので、そのためには、どうしたら参加しやすいのだろう等を
考慮しながら、お互いに引いたり押したりと、意見を交わすようにしています。
簡単な事であれば、自分の意見を言いたいときには
「ねぇ、聞いて」と言って、私が「何?」とか「どうぞ」と言ってから
言いたいことを言うとか
また、怒ったり、癪に障ることも誰でもあると思うんです。
自分の感情に対してコントロール出来なくて、もうどうにも怒りが収まらないことだって、時にはあることです。
そんな時、通常親は、その行為に腹を立ててしまうことが多いと思います。
でもこれって、実は自分も、していませんか?
ストレスを何かで解消することって大事ですよね。
なので、そういう時には、私は見ないように、違う部屋に行くとか
最近は、子供自身で違う部屋に行くことも多いです。
人生生きていれば、色々とありますからね。
上手に感情のコントロールを出来るようになりたいですね。
逃げ道も大事だし、失敗を恐れず、自己主張が出来るような人になって欲しいと思います。
そういうことが、分かるようになれば、きっと
>自閉症児・者の当事者や、支援する立場のひとは、私を含め、
>つい”異なる部分はどこか?”、”どこまでが特性か?”といった
>差異にばかり注目しがちですね。
>もちろん、配慮や支援を受けるためには、”どういう特性(異文化)なのか”
>を周囲に知ってもらうことは大事です。
>でも、”基本的には同じ地球人である”という部分もきっちり押えてもらう
>ことも、とても大事なことだと思います。
こういうことも、自分の気持ちを述べて、他の方々と意見交換出来る人間になれると思っています。
自分の事だけではなく、人の意見も一理あると考えられる。
また他人の意見から、良い部分を見つけ、吸収できる人間になれると思っています。
>感情の持ち方以外にも、健常者と同じような要素がきっとあるでしょう。
>どんな要素が考えられるでしょうか。
>ご意見いただけたら幸いです。
あとは、私が思う事としては、自閉圏の方々は、実体験をしないことには
その時の感情や、状況を汲み取る。または考えるということが難しい傾向があるようにも思います。
なので、息子には、ちょっとリアルですが、自分が行なう行動についての
社会的結末を事前に伝えたりして「考える」という事をしてもらっています。
自分がしてしまった事の『責任』を考えてもらうんです。
定型の子供は、想像力が豊かですので、情報網がリンクしやすいですが
自閉圏の子供は、1つ1つ丁寧に導いて、コツコツと自分のスキルにしていく
という方法だと思いますので、
親としては、一見脅しているように思われるかもしれないのですが、
そうではなくて、実際現実の話を、淡々としているだけなので
最近は、そんな自分に慣れている事が、ちょっと複雑です。
例えば私は、最近「死」について、よく考える事があるんです。
本当に死にたくないけれど、これはどんな生き物にも、「生」があれば「死」は避けられないものです。
なので息子は、○○家を継いで行く、大事な跡継ぎとして、
親は、いつかいなくなってしまうという現実や、危機管理の事でも
親は生みはしたものの、寿命までは助けることは出来ないこと。
人間は一見強いようで、しかし「死」は他人事ではなく、いつ自分にふりかかって来るかわからないという事などを、淡々と話すこともあります。
自分を大切にして欲しいことを、小さい年齢なのに、分かる範囲で私は伝えています。
通常は、きっとそんなことは、子供が怖がるのでしないかもしれないですよね。
なので、こういう事も、この特性ならでの配慮に入っていると思いますし、
もちろん我が子には必要なのでしています。
近くにいると、知らず知らずのうちに、我が子に合った方法で行なっています。
そして、理解出来ると、それこそ同じ地球人で、理解しあうことは可能だと思っています。
それよりも、もっと素敵な発想を浮かんで、こちらがびっくりすることもあるくらいです。
なのでスキルを獲得するまでの過程が、大事だと思っています。
「死」についてもそうですよね。
人間死ぬことよりも「人生どう生きたか」の方に意味がある と聞きます。
出来れば、人の記憶に残るような人生にしたいですよね。
だから皆さんには、ご自分を好きになって、大切に楽しい人生を送ってほしいと思います。
何だか、最後は誰宛でもないのですが、メッセージになってしまいましたね。すみません。
それでは、私なりに思うことを書かせて頂きました。
長文失礼致しました。
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