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▼辻井正次さん:
1月27日の東京会場の講演とワークショップに参加してきました。
昨年度とはまた違った話が聞けて楽しかったです。
午後のワークショップは当事者向けと支援者向け両方に参加しましたが、両者の間の距離をいかに埋めていくかが課題だと感じました。
どちらの立場も理解できるだけに、自分にできることは何なのかを考えるいい機会になりました。
親御さん向けのトレーニングは今の医療制度では診療点数の関係で難しいので、ぜひ行政などの分野で支援プログラムに入れてほしいと思いました。
話は変わりますが、厚生労働省では2008年4月から生活習慣病を予防するための「特定健康診査」と「特定保健指導」に取り組むことになっており、ここにコーチングを活用せよと指令が出ています。
そのもとになっているのが「標準的な健診・保健指導プログラム」で、そこでは「結果を出す保健指導」が求められています。特に、医師、看護師、管理栄養士などは「行動変容につながる保健指導能力」を有し、 保健指導技術としてコーチング等のコミュニケーション技術が必要であると明記されました。
発達障害の分野でもこのような取り組みを開始してほしいものです。
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