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日本の大学は、就職活動に力を入れるようになったことでアスペルガー人材を必要としない風潮であるといえます。私は、彼らを仕事で活かせる職務を企業がつくるべきだと思います。アスペルガーの人間は責任感が強い人が少なくないです。大学の定期試験でびっくりしたのが穴埋め問題が増えています。就職活動の練習をかねているといい気をきかせたりさせることもしています。確かに重要なことですが過剰すぎる場合もあります。
私事ですが、通信教育の短大を卒業して四大編入を果たすまでが大変でした。ある著作を読みましたが、日米の大学の違いがここでわかりました。日本の大学は、米国型にしていきたいというならばなぜそういった人材を切るのでしょうか。米であれば訴えることができるのです。面接は大変でした。本当にきいていることかおどかしているのか判別がつかずに不合格の通知だらけでした。短大は、成績があまりよくありませんでした。GPAというのがあり、相対評価で社会人の職務従事者がよい点をとってしまい私にはかないませんでした。それも影響したかもしれません。コミュニケーション能力と同様に。ある大学では、系列校に知り合いの教員がいましたが力を借りました。成績も志望理由書も小論文も問題ない。面接だという情報を得ました。3年生と同じレベルがあるかという質問はわからなくなってしまいます。そこの学部長からのメッセージはこうだったそうです。「ゼミが必修で頓珍漢な質問をしてしまうと困るから、ウチでは預かれません」といったそうです。もしゼミが選択だったら条件つきか?
やっと合格したときは嬉しかったです。しかし、いままで学んできたことと少し系統がずれるためいろいろ聞かれて困惑することもあります。
現在、ゼミは必修のため属さなければならないことが義務ですが、それも嫌ですね。就職のための訓練にほかなりません。教員は自分のゼミから何人就職できたかで実績が決まってしまうのならば恐ろしい話です。
参考までにゼミに属すべき・属さないべき
大学院に行きたい場合→属さないと面接時につつかれます。卒論も。
いかない場合→異質的な人材を歓迎するとシラバスに記載されたり説明を受けても絶対に入らないほうが安全です。アドバイザー制もないほうがベターです。ある大学では、70%しかゼミに入れないというのがあります。その場合上記のことを念頭しておくとよいです。次回に続く
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