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▼やすこさん:
>困ったことに、お父さんが何かにつけ本人に対し「お前のような人間は、価値がない。死んでしまえ。」「このばか!」等々汚い言葉をぶつけるので、本人はそうした言葉に対して違和感がなく、級友にも同じように「お前は生きている価値がない!」と怒鳴って、相手を怒るというよりあきれさせたことがありました。
>お母さんも現時点では、「復学云々よりも、どうやって自立させるかが大事だ」と言っておられます。
>ご両親は、お父さんの言葉の暴力に耐えかね離婚話まで出ている状態である
このご両親間のギャップは、後々かなり厄介なことになりそうです。
>この4月から本人は「復学する」と言っていますが、困ったことに最近になって月に数回私の自宅に激昂した電話がかかってくるようになりました。
>「先生は俺が困ったとき何もしてくれなかった。教師の資格がないから、復学したらやめさせてやる。」「俺がこんなになったのは、同級生のMとSのせいだ。(事実とは違う)二人が何事もなく進学するのは、許せない。」「4月に学校に行ったら、先生にいやがらせをたくさんしてやる。」電話は時に30分近くに及び、このごろはこちらは沈黙して、何も言わないようにしています。どうしたらいいかよくわからないのと、級友のことを尋ねるので答えたら前記のように「二人の進学が許せない。進学先に連絡して、妨害する」などと言い始めたからです。
この『周りに対する理不尽な敵意』がうつの反対の躁によるものならば、場合によっては、『他害』という最悪の事態を未然に防ぐために、『措置入院』ということも考慮しなくてはならないと思います。
がしかし、それが『家族崩壊』に結びつくという可能性も捨てきれないです。
長期にわたって精神病院に缶詰にされてしまっている人のなかには、少なからずそういった『カンドウ型』とでもいうべきケースがあって、『退院させたい!』という病院の意向を書面で伝えても、『あかの他人ですから…』と引取りを断る親兄弟が多いと、僕の母が錯乱で入院したときにお世話になった看護師さんから聞かされました…
彼の場合、本人のコンディションのみならず、こじれた家族関係の修復がなければ『円満な解決』というふうにはいかないことは、火を見るより明らかです。
>職場では、自閉症やアスペに関して理解のある教師があまりおらず、まして管理職は「面倒なことには関わりたくない」という姿勢です。
>私としては、復学するにせよこれでは容易なことではないし、とにかく本人が納得の行くような形で、そしてあまり他の生徒に迷惑がかからないような形で、ことをすすめたいと考えています。そして、校内には表立ってはいないけれどアスペと思われる生徒が他にもいますので、他の教師にアスペルガーへの妙な偏見が広がると困ると思っています。
>具体的にどのような手を打てば、本人にとって一番いい解決になるのでしょうか?ご意見お聞かせください。
とにかくやすこさんだけが彼に関わるということでなく、学校側からはもちろんのこと、地域にある精神保健福祉リソース(保健所・障がい福祉課・精神保健福祉センター・発達障がい支援センターなど)や警察などから協力を得て、彼と家族を見守る体制をつくることが良策でしょう。
抱え込みは『禁』です!
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