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子供のころはADHDだった自覚があります。
知能や言語には障害はなく、学業は高学年になってからは優等生でしたが、
低学年の時は教室からふわっといなくなるような子供だったようだし、
教室の窓から気になることがあると授業中でも校庭に確かめに行かずにはいられないようなところがありました。友人は低学年は男の子とよく遊びました。
低学年の担任の先生は、歳をとった先生だったそうですが、
『教師生活ウン十年こんなお子さんははじめてです。特殊学級へゆかれることをおすすめします』と言われたそうですが、一日だけ見学に行った、養護教諭には、普通学級に対応ができるのではないかと返されました。小学校は高学年になるに向けて、だんだんと外に目が開かれてゆき友人もできました。しかし苦手な人には心を閉ざしてしまう傾向もあったかもしれないし、高学年から中学校への学業はトップクラスでしたが、教科書に絵ばかり書いていたので、担任には睨まれました。昔から本音と建前をわけたり、しないで思ったことが口に出さずにはいられない質でしたが、社会人になるとそうもいきません。ずっと抑圧していたら鬱病になりました。いえ、元々親子関係では母はいいだしたら聞かない人なので、ずっと抑圧していたと思います。
思えば、母はASそのものだったと思います。とても独善的で人の言う事になんか全く耳を向けません。母とのコミュニケーションがとれなくて、自分がまったく受け入れられている感じがしなくてとても苦しかったのは、母にもそういう障害があったのではないかと気づき、少しちょっと原因がわかりほっとしました。
私は一端主婦になった後に大学院に進んだのですが、修論と博士課程の試験の審査の時に、あまりに大変なので数日母に子守りをお願いしたのですが、
母は『あんたなんてどうしてたいした頭でもないのに博士課程の試験を受けるなんて聞いてない。そんなことをしたら、ダンナさんのお母様に恨まれるし、子供も不良化して一生後悔することになる！などと私が論文を書く勉強部屋の戸口で二時間以上叫び続けました。結局ダンナが『いい加減にして下さい。あなたは娘さんの努力をどうして応援してあげないんですか！』と一言言ってくれたのでおさまりました。１度覚えたら、遠回りでも同じ道しか通りたがらないとか、何でも決めつけて、いくら説明しても聞いてくれないというのがあります。そんな母のクッションになっていたやさしい父は10年前に他界し、母を唯一いさめられることのできる母が大尊敬していた伯母は今春亡くなり、亡くなる前から、私には毎日のように電話が母からかかり、すごく参ってしまい鬱病が再発しました。これから歳をとってゆきますます極端になる母とどのように接するべきか考えるだけで憂鬱になります。
私は頼られてはいるけど、愛されていないそんな感じです。実家に行っても、夫や孫や兄弟に比べて一番少ない御飯や、ハムの端などを食べさせようとばかりします。
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