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はじめまして
わたしはずっと周囲との違和感を感じながら、30過ぎて医者よりアスペルガー症候群の診断をいただきました。
大学時代に限らず、人間関係の作り方が不器用で、周りにうまく溶け込むことができずにいました。
>1.大学で大変だったこと
大学に入るとやはりみんなお互いのことを知らず不安なので友達作りに励みます。わたしは自分からは積極的に動かず(積極的に動いても浮くような行動をとるだけなので、動かないのが妥当だったかもしれませんが)、はじめのうちは、クラス全体の飲み会の誘いとかに乗って参加していましたが、だんだんグループ化が進み、どこにも入れられず、いつも一人で授業を受けて、一人で勉強して、一人で食事をしていました。
実際何か仕切り役を任されることがあっても、上手に回すことができなくて、結局見かねたほかの誰かが出てきて実質的な指揮を執る、といった感じでした。
ほかの人が普通に生活している中で自然に学びとることをわたしは自然に学びとることができず、そういうところで、生活力に差が開いてしまったように思います。
>2.自分なりに工夫したこと(できたらどういう結果だったかなども)
イベントの誘いは原則断りませんでした。といっても、すぐに誘いは来なくなってしまいましたが。
積極的に仲間作りのため話しかけたり、イベントを立ち上げたり、などはしませんでした。失敗するのが目に見えていたので。
>3.どういう支援があるといいと思ったか
当時発達障害の概念さえ持っておらず支援なんて思いもよりませんでした。
悩んだ人受け入れる相談所と知識のある相談員を置き、相談者本人に自覚を持たせるのがスタート地点でしょうか。そこから何ができるかはよくわかりません。
自覚は、本人をがっかりさせるだけかもしれませんし、苦しみは障害によるものだと原因帰属により安堵できるかもしれません。あるいはその両方。
>4.その他、大学生活で感じたこと
小中高校に比べると、一人でいることがあまり不自然でなくなり、そういう意味の劣等感はいくらか薄れます。
世の中の大半の人はこちらの苦しみなどわかろうとせず、変なやつ、かかわらないでおこう、という態度をとるものです。
わたしはわたし、という態度を貫けばかなり楽ですが、自身の進歩もありません。進歩するために努力するのはとても大変なので、自分の殻にこもっている方が、自身あまり傷つかないのでそのほうが無難でしょう。
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