|
▼teaさん:
はじめまして。
小2 アスペルガー女児の母親です。
小2くらいになると周りのお子さん達の成長スピードがめざましく、そのため精神的にも認知面でも 周囲との差が目立ってくるようです。
アスペルガーのお子さんだと知的に問題がない分、自分と他の子たちとを比べられるようになってくるため、自己評価の低下・被害的な発想などいろいろな内面の問題が顕在化してくるようですよね。
まず、息子さんは お母さんのお話を聞かずにさえぎったり、逃げ出したりは小さいころから同じようにありましたか?
その傾向はあったとしても、それがひどくなったりはしていませんか?
小さいころとほとんど変わらない という場合なら、「人の話を聞く」ということそのものに強い苦手がありそうに思います。
私がお世話になっている療育相談の先生は、このような場合 タイマーなどを使って時間をはっきり子供に提示し、
「今から5分間は お母さんが話します。あなたは聞き役です。タイマーがなったら、今度は タイマーがなるまであなたが話します。」(タイマーを見せる)
という形で練習を行うように指導してくださってます。
ルールは抵抗しても、従わせます。
同時に、守れたら、「きちんと聞けたね」と評価してあげるといいそうです。
たぶん、teaさんにしてみたら 息子さんにこちらの話を聞かせて、教えてあげたい、意味をわからせてやりたいって思うことでしょう。
そう思う気持ちは、すっごくわかるのですが。
でも、そこは焦る気持ちをぐっとこらえて まずは 「人の話をさえぎらないで聞く」「人の話を聞いてる最中で逃げない」からかもしれません。
それができるようになってきたら、今度は次のステップとして、「人から教えてもらうことが得である」 という成功経験を息子さんに増やしていく という方法になっていきます。
(我が子は、今ここの段階で 練習中です)
また、もし小さいころはそんなことはあまりなかったのに、ここんとこその傾向が…と言う場合なら、周囲と自分とを比較して 自己評価が低くなってきている表れかもしれないとも思います。
「どうせ自分なんか」
「自分はバカにされてる」
「他の人に言ったって わかってもらえない」
という思いが強くなってくると、人の話は素直には聞けないかもしれませんね。
この場合は、医師との相談が必要かもしれません。
このあたりを 整理して観察してみると、もっと効果的な息子さんへの対応方法が見えてくるように感じます。
あともうひとつ、息子さんは WISCなどの検査は 受けられているでしょうか?
これは我が子の場合なのですが、言語性のほうがかなり低いため、実は 人の話を聞いても意味が理解できない ということがわかりました。
そのため、私が教えるために話をしても、聞くことがすごく苦痛になるようです。
とくに 話し言葉はダメなんですね。
自分でたとえしゃべれても、人の話のほうは、わからないんです。
なので、教えるときは、スケッチブックに 文字を書いたり、絵を書いて説明します。
簡単な言葉でも、我が子にはこのほうが意味が伝わりやすいようでした。
teaさんの息子さんが言語性が高めのお子さんなら これはあてはまらないかもしれませんが、低い場合には こういうこともあります ということで書かせていただきました。
何か少しでも 参考になる部分がありましたら、嬉しいです。
|
|