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▼teaさん:
はじめまして。
小4アスペ男児の母です。宜しくお願いします。
息子の感じととてもよく似ているなぁと思い、しゃしゃり出てしまいました。
がんばっていらっしゃいますね!
書いて下さった文章を読んで、問題行動と思われることをteaさんご自身が、もうちょっと整理できるかなと思いました。
一見、問題と思われる行動をとっている原因をみていくと、大きく3つに分けられると思います。後にいくほど、理解や認知の度合いが深まっていきます。
1. わからない
(1) いいか、いけないか、考えてみることもない
(2) 考えてはみるが判断できないか、OKと判断する
2. うっかり
(1) いけないと解っているのだが、衝動を押さえられない
(2) いつもはできているが、調子が悪くてやってしまう
3. わざと
(1) いけないと解っているが、相手に自分が何らかの影響を与えるために、(一般的に「故意に、悪意があって」と見なされる)その方法をとる。>これは、教育だけでなく、心理的な治療、カウンセリング等に繋げる必要があるかもしれません。
(2) 世間でいやがられていることや、自分の行動の影響を知りながら、自分のやり方を曲げられない。
厳密には、理解度以外の能力や発達の程度などの要因もあるかと思いますが、おおまかにこんな感じになると思います。
同じ現れであっても、原因が違えば対応が少しずつ変わってきます。
以下、文章の上からはいずれかは判らないのと、「教える」という文言がありましたので、勝手に 1. としてお返事します。
わが家の場合、本当にプリミティブなところから教えていきました。
(あくまで、わが家の場合、それも幼稚園の頃やっていたことです。こういう親子もいるくらいにご理解ください)
二つのクッションを並べ、一つを叩くと私が「ピンポン」と言って、その後しばらく何でも息子の言うことを聞く。もう一つを叩くと私が「ブブー」と言って、しばらく無視しました。
「自分の対応によって、相手の行動が変わり、自分が損したり得したりする」というのを教えたのです。
それが理解できたら、息子の行動に一つ一つ、「ピンポン」「ブブー」「無反応」というように呼応していきました。「ピンポン」のときは優遇して動機付けを強化していき、「自分のしていることが、世界に(相手に)何らか影響している」ことを、まずは理解してもらいました。
言葉が理解できるようになってからは、「にこにこボタン」「いらいらボタン」等という言葉を使いました。
「あなたがどちらを押そうと、それはあなたの自由。そのかわり、その結果は自分で負わなくてはならない」というのを、繰り返し繰り返し教えました。
ここを飲み込んでもらわないことには、先に進めないと思ったのです。
その後の言葉の使い方などは、SILVERさんが詳しく書いて下さっていますね。
その他、自分の興味、関心と別に、相手の動きに注意を払う練習など、家でできること(学校では人が多いので、どんな課題も難しすぎる)は色々あると思います。
ここまで、本当に細かい階段をつま先で上っては、つまづいて転ぶことも多い毎日。親子で転んで一緒に泣いています。でも、気付いたらずいぶん長い階段を上ってきたんだなぁ、すごいなぁと、息子の成長に感激させられています。
またお話できたら、嬉しいです。
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