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▼teaさん:
はじめまして。
同じタイプの積極奇異型アスペの息子がおります。
現在高学年ですが、小2の頃は、手がつけられないぐらいでした。
自閉症の子は、その子によって
対処が若干異なりますので、我が子の場合をお話しさせてくださいませ。
>息子とのコミュニケーションに悩んでいます。
>一方的に話すし、話もまったく聞いてくれません。
この話す部分に関しては毎日のことですので、私が会話を注意していました。
たとえば、日曜日に遊園地で遊んできたとします。その遊園地には母親の私は行きませんでした。
それについて息子がしゃべりだすとすると、
本来、
「日曜日に遊園地に行った時さ、スクリューマウンテン(仮名)というジェットコースターが一番おもしろかったんだ」
という、話しを彼がしたかった場合、
彼は、とにかく話しの中身をしゃべりたいので、必要な説明を全部はぶいてしまいます。
「(いきなり、なんの脈略もなく)スクリューマウンテンがね…」
と、思い出したようにしゃべりだされて、
遊園地についていかなかった私は、スクリューマウンテンが何なのか?いつの話しをしているのか?何の話しなのか?わかりません。
ただ、彼が遊園地の話しをしたいのだとピンときましたのが、
それに対してこちらが気をつかって話しをあわせるようなことはせず、
「スクリューマウンテンは、何の話し?
遊園地に行った話しならば、『遊園地に行ったとき』からは話しはじめないと、
おかあさん、なんのことだかわからないよ?」
と、ひとつひとつ脈略のある話しになおして行きました。
子供は、
「相手が『遊園地にはスクリューマウンテンというジェットコースターがある』ということを知らない。」
ということに、想像が及びませんので、
「スクリューマウンテンは何のことなの?君がわかっていても、お母さんは行かなかったからわからないよ」
と、(実はピンときているのにもかかわらず)わざと、すっとぼけました。
こちらが話しをしているときに、割って入ってくるときは、
その都度、制止。
「ちょっと待ってね。お母さんが、今、お話ししてるよね?」
と、こちらの話しが終るまで待たせました。
この、「相手が話しをしているときに、割って入る」は、
自閉の子じゃなくても、この年齢の子にはありえますので、
学校の先生も、同じように対応していただきました。
ですから、先生は、他のお友達が同じようにしてきても、
「今、先生は○○ちゃんと話しているの。こちらの話しが終わったら聞くから、待っていてね」
と、指導していらっしゃいました。
できれば、学校へもお願いして、家庭と同じ対応をしていただけると良いですね。
>学校でも授業中はずっとキョロキョロしたり、一人でしゃべったりして、
>周りから煙たがられているようです。
うちの息子は、その「積極奇異」から「孤立型」に移行しつつあるのか?
最近は、周囲に話し掛けられるのをうっとうしがるようになりました。
この部分は、その子にもよりますが、
話しかけることで、トラブルを経験すると、本人も痛い目にあうので学習したようですね。
私自身、子供の頃は、授業中ずっとしゃべりまくっている子供でした。
しゃべることでのトラブルが続いたので、自制するようになったのは成人してからでした。
>買い物へ行ったり遊びに行くと、テンションがあがって収集がつかなくなります。
>走ったらいけない場所で走ったり、物を触ったり、
>知らない人に一方的に話しかけたり、
テンションがあがってる部分に関しては、「ねこだまし」的な方法で、
注意を向けさせました。
本人が落ちつきなくなってきたとき、本人の目の前で、両手をパシンと叩いてみせ、本人がびっくりしたときに、子供の目線までかがみ、目を見て
「はい。注目!今ここは、騒いではいけない場所です。お口を閉じましょう」
と、注意を入れる。
最初は、おとなしくしてますが、またすぐに忘れて騒ぎ出します。
ある程度はちょっとこちらも様子を見ていますが、
あんまりエスカレートするようだと、また「ねこだまし」作戦です。
>同級生に会うと付いて行き、抱きついて離れなかったり・・・
これは、今でもありますね…。
うちの子は、不安になると、誰かに抱きつきたいタイプなので。
逆に誰かに抱きついてるときは「不安なのかな?」と気づきます。
そのときにもよりますけれど、
ストレスが何なのか?気づいてあげて、とりのぞくことで、ある程度は解決がつきました。
たとえば、はじめての場所で不安だったり、
時間の使い方がわからなくて、自分が何をしたらいいか?わからなかったりの場合は、何か目的を与えてあげる等。
単に、お友達との距離感がなく、コミュニケーションとして抱きついてしまう場合は、その都度注意していくしかないかな?
すぐには治りませんが、毎日続けることで、ゆっくりと覚えて行くと思います。
「相手がいやがってる」ということを伝えたり、
「相手とは○○センチ、距離をとりましょう」と、教えたり。
言葉で通じないようなら、紙に書きます。
自閉症の子は、言葉で耳からの指示より、目から入る指示の方が通りやすい場合が多いので、
言葉の通じるアスペくんでも、紙に書いて見せる指示は効果がありますよ。
>私自身もどう息子に接して、教えてあげたらいいのかわからず、
>すぐにカーッとなり大声を出してしまうのです。
子供に指示が通るようになると、親の「カッとする」も減っていくのでは?
と、思いますので、
上記のことをためしてみてはいかがでしょう?
ただ、その子にもよりますので、全部が全部効果があるというわけではありません。
少しずつ小出しにして、様子を見たり、
色々な方法をためしてみて、自分の子にあった方法を模索していきました。
うちの子のケースが何か参考になってくだされば幸いです。
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