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▼協人さん：
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>２．内気な性格
>
>自閉症というのは自開症という人がいるように一般的には
>恥かしいという感情に乏しい人ですよね。
。
>
まず『感情に乏しい』というところですが、これはある意味『言葉が正常に話せているのか』というふうなことや、『その感情にマッチした表情が出せているのか』・『普通の人と一致した点でそれが表出されるか』ということで、周りの人のとらえ方がかなり左右されてくることなのだと思います。
僕は以前ボランティア先の心身障害者の福祉作業所で、カナータイプの３人の方と生活をともにしたことがあります。最初のうちは、言葉も表情も乏しいように思えたのですが、だんだんと日数を重ねていくうちに、その人なりに『うれしい（＾＿＾）』『たまらないよ（＞＿＜）』『怖い＜＜（＞＿＜）＞＞』といったサインを出していることに気づいてきました。
例えばＮさんが窓を何回も確認しているのは、雷の音が苦手で雲があるかないか見ないと落ち着かないということだったり…Ｋさんがトイレの水や走る車を見て奇声を上げて手をひらひらさせるのは、動きのあるものが好きということであったり…Ｊさんは大声が嫌いなので、そういうことがおきると作業所を飛び出していってしまうので、みんながいざこざを起こさないようにスタッフさんが注意している
というふうでした。
つまり自閉症といっても、『感情』というのはきちんとあるのですが、そのアウトプットが、感覚というインプットの方や、アウトプットの手段の一つである『言語』を作成する諸器官の連携の不具合のために、どうしても周りの人が普通という範疇からずれてしまっているように見えるということなのでしょう。
>後天的な要素による部分も大きいと思いますが、
>自分は物心付いた時からずっと恥かしいという感情で生きてきました。
>目を合わせて話せないとか、人前で話せないとか、
>容姿に対する強いコンプレックスとか、そういった先天的な性格によって
>後天的にコミュニケーションを取る能力が発達せず、
>ボディランゲージや言外の情報を認識することもできず、
>興味の対象が自己に向かい限定的になり、社交性がなくなり、
>結果、アスペルガーの症例と極めてよく似た症状が発現したとする可能性は
>考えられないでしょうか？
これはことＡＳ周辺の障害の場合、先天的とも後天的ともいえない面があるのだと思います。もとからおとなしい感じの人もいれば、例えば『箸がうまく持てない』ことを両親から厳しく注意された子が、次第に他のことに対しても自信をなくして、快活さを失っていき、大人になってから就労恐怖になったという僕のような事例もあります。
>この場合、アスペルガーをどうかを判断する基準として性格が
>内気かどうかが重要になるのではと思っています
たぶん…『十人十色』ということで、困っていることは、人によって違うのだと思います。例えば僕の場合今の悩みの種は、現在通っている別の作業所で２〜３時間働いただけで、背中に強い疼痛が来てしまうことです。『これじゃあ、工場で６時間ラインに入ったら、一ヶ月も経たないうちに通えなくなって、首を切られるのは火を見るよりも明らかかな』と思うと、広告で『簡単なお仕事』『初心者歓迎』という文言を見ても、乗り気にはなれないのです。
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