|
▼ジンさん:
>僕は普通に愛する人と家庭を持って、平凡な家庭生活を送りたい。それだけです。何も大金持ちになるとか、歴史に名を残したい、そんなことは考えていません。
>愛する女性とともに、質素でもいい、平凡ながら幸せな生活を送りたいんです。
ASだからといって、『絶対に結婚できない(T_T)』わけではないんです。
事実、僕の知っている限りですけど、AS同士という形で2組の結婚事例があります。
でも、僕は35歳ですけど、これまでもそしてこれからもずっと独り身で、そしてあるいは、一つ間違えば路上や冷暖房設備のない部屋で、動かなくなることも宿命的でやもうえないことなのかなという気がします。
そのうえ『死ぬ前にできるだけ、ささやかだけど、なにがしか人助けができたらもうそれ以上の幸福はいらない』とあきらめムード的な開き直りをしてしまっています
僕も20代の中盤のころは、非常に『結婚欲』が強く、そのころ片想いしていたコを意中に納めようと、ストーキングをしていました…
彼女に気持ちが通じてないと思うと、立腹のあまり大学の講義から姿を消したり、『好きなやつがいる』と聞けば夜に電話をかけ、『結婚したいほどそうか!』と詰問して困らせたうえ、よいよその気がないと思えば、大学へ行くことさえも無意味に思えて、単位がギリギリになるまで、下宿の部屋で引きこもり、『成績を巻き返せ!』と教授にいわれれば『死にたいです!』と学校専属の保健師さんに相談へ行き、精神科で薬を処方してもらいという有様でした。
しかし…悲しいかな、伴侶をえたいのであれば、彼女とあるいはそのこどもを養っていかなければならず、『自分がダメ人間なのは何故か?』ということで、大学の嘱託の精神科の先生の下で心理検査を受け『君はAS…つまり自閉症の一種かも…』と宣告された僕は、『自分にはそんな甲斐性がない(X_X)』ということを心の中に深く深くグサリと刻まねばなりませんでした…
自分を変えたいとボランティアや障害者職業訓練センターに行きましたが、『健常者並みに働けるか』ということにさらに強い疑心暗鬼さをいだいで…勇気という流体がほとんど心の穴から流れ去りました…
そのときに、はたと気づいたことがありました。
『自分は他の人の本当の幸せを考えたことがあるのか?』
『野心よりも、目の前のことをきちんとこなしている人が、HAPPYぽい!』
『恋人云々より、まず周りの人のやりにくいことを捜し出して、地道にそれを引き受けなきゃ、人から好かれるということはありえない!』
そうしてそれにそうような形で、努力していくうち、本当の友達が徐々にでき始めた今日この頃です。
|
|