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▼nonbody knowsさん:
こんばんは。
返信ありがとうございます。
>1 リタリンの場合は、思春期以降には次第に用いないことにしようというのが臨床医の一般的な意見です。リタリン自体、作用時間が短いですし、自立を考えていったときに、系統的な生活が必要ということだからと聞きました。
思春期以降には用いないようにしようということについては全く知りませんでした。主治医が児童精神医だからかもしれません。
思っていたよりかなりあっさり処方されました。
朝ぼんやりとして、早起きはできるのに何かに気がそれると遅刻しがちなことと、コンスタントに課題に集中できないことを言うと、効くかもしれないから試そう、ということで、以来処方され続けています。必要量は本当はすごく少なくて、通常の成人量の半分程度で効くのですが、確かに、作用時間が短くて、何度も飲まなければならないので、今は「コンサータ」という長時間作用型のリタリンの日本での認可・発売を待っています。
「自立を考えていったとき、系統的な生活が必要」、というのはどういう事を指すのでしょうか??
もしよろしければ具体的に教えてください。
ここの意味が分かると、自分のリタリンの使い方についても客観的に評価できそうな気がします。
>ADHD=リタリンという時代はすでに終わりを告げており、抗けいれん剤と抗鬱剤の併用が多いように思います。
これについては、リタリンになったのには私にも原因があるかもしれません。
リスパダールやリボトリール、デパケンR、トレドミンなど抗うつ剤や非定型精神病薬や抗てんかん剤などがまず処方されたのですが、
いずれも、飲み続けてある程度の血中濃度を維持しなければならないことが、不健康な感じがしたり、効果が飲み始めてすぐには出ないで数週間かかったりすることが理解できなかったり、副作用に「体重増加」や「高血糖」「重い肝臓障害」など自分が絶対に避けたいと考えている状態が書かれているなどして、続けて飲むことへの不安が強く、処方されても飲めなかったという経緯がありました。
リタリンは服用後何時間かで体内から抜けていくし、飲めば、「これを飲んでいるから自分は今こうなっている」という効果の自覚しやすさがあるので、結局自分が、こういったタイプの薬しか受け付けなかったからリタリンに落ち着いたのかもしれません。
>2 私はすでに40を越えている人間ですが、診断が遅く、その過程でDr.に処方を頼んでみたことがあります。
>Dr.は決して勧めませんでした。「処方してあまりいい経験がない。非常に難しいなあ」と言っていましたが、「一度は使ってみないと納得しないでしょ?」と処方箋を書いてくれました。
>私の経歴を知っているDr.なので「リタラー」レベルにはならないと信用してくださってのことだと思います。
「一度は使ってみないと納得しないでしょ?」というのは、私の場合もそっくりです(笑)。
「リタラー」というのはリタリン乱用者ですよね?
わたしも薬は基本的に肝臓に悪いと思っていて、できれば飲みたくないので、リタラーにならない自信があります。
リタリンは7割程度の方にしか効果がないそうですね・・。
>3 「わかっているのにできない脳」という本があります。
>アメリカでADHDを中心に脳の画像診断を用いて臨床をされている方の本です。
>詳細はお読みいただくとして、
>同じADHD様でも、脳の機能障害の所在を中心に処方する薬は違う
>つまりタイプがある
>というのが持論です。私個人は教科書同様に使わせていただいています。
私もこの本は何度か読みました。
とても分かりやすいですね。
そして自分でADDのタイプを考えて、トフラニールやデプロメールなどはどうか?と医者に相談したり、SPECT検査で脳の血流にADDに特徴的なものがあれば、自分はADDであると納得できると思う、と伝えました。
結果は、上記の薬はあなたには合わないと思う、と言われたのと、ADDやアスペルガーに特徴的な検査結果というのは確かにあるが、例えば20人アスペルガーやADDがいたら全員がその結果になるというものではないので、検査をしても証明にはならないということでした。
本当に単純に、器質的な検査で発達障害の有無が分けられればいいのにと思います。
どうも自分は根底に自分の診断を認めがたいというのがあって、常に揺らいでいるので、自分がアスペルガーやADDだと思えなくなると薬を飲む根拠を失って飲まなくなったり、またやっぱりそうなのかな、というほうに考えが傾くと、客観的に見てくれる医者を信用しようと言う気になって薬を飲めるようになったり、と変動しています。
このへんも気分の波を作ったり生活の質が改善できない原因かもしれません。。
はなしがずれましたが、
丁寧に返信してくださり、ありがとうございました。
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