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皆さん、ご意見ありがとうございます。
変えないほうがいいのでは?というご意見や、厳しいご意見もあり、それらを受けて、もう一度いろんなことを振り返ってみました。
今の園に決めたのはなぜだったか?
先生に対する印象がかわったのはなぜだろう?
(先生が変わったのではなく、先生への私の見方が変わっただけではないか?
その見方は本当に正しいのか?)
どうしてやめようと思ったのか?
子どもにとって今の園はあっているのか?新しい園はどうか?
自分にとって今の園はどうか?
新しい園に、きめたのはなぜか?
いろんなことを決めるとき、私は人の意見を取り入れていると思います。
自分の判断に自信が無くて、だから信頼している人の意見を聞き、「この人がこういうのならきっと間違いない」とそういう風に考えているんだとおもいます。
昔から、自分で何か決めるとあまりうまくいかなくて、やっぱりみんなの言うとおりだったなあ・・・と思ったことが多かったので、そんな風になったんじゃないかと思います。
園の先生は私にとって絶対的な存在でしたが、先生の絶対的な自信に圧倒されたのと、お友達のお母さんの話があったと思います。
ある意味先生を勝手に理想化していたので、それとずれたものを見たり聞いたりすると、とたんに何もかもが信じられなくなるのかもしれません。
本気でやめようと思ったことは今回を含めて3回あります。
一度目は、2歳児クラスのとき。
のりを嫌がり、そっくりかえってなく息子の手をつかんで、無理やりのりに触らせなければなりませんでした。「信頼関係が成り立っていない、自分の言動を振り返りなさい」と、みんなの前で言われ、ひどく落ち込みました。今思えば、あれはパニックだったのですね。先生は、典型的な反抗期ですとおっしゃってました。厳しく接しなければならないと少し厳しくしたところ、お母さん嫌い、とお父さんのところにばかり行くようになり、息子のことが可愛くないとすら思ってしまい、結局カウンセリングにいきました。それでもやめるか続けるかが決断できず、(やめようと思うが、でも、ここは息子にとってとても有益な場所かもしれない。それだったら、私がここでやめさせることは息子にものすごく不利益なことなのかもしれない・・・そう思って、答えが出せませんでした。)直接先生に思いをぶつけてみました。先生はたかがのりといったけど、どれだけ苦痛かは、本人にしかわからないと思う、されどのり、なのかもしれない、それでも今強引にやらせなければならないの?本人がやっていいと思うまで待っていてはいけないの?と。先生は、私にとっては初めての子育てだからわからないと思うが、先生はいろんな子どもを見てきて、必ずのりを嫌がるような子は一クラスに一人はいるものだ、初めはこんな風でも、必ず大丈夫になる、慣れさせていくしかないんです、と。信頼して任せてみてくれませんか・・とおっしゃいました。しばらく様子を見ようと続けていたところ、数ヵ月後にはまったく平気でのりを触るようになりました。その後もいろんなことで息子はかんしゃくを起こしたり、(今思えば)パニックを起こしたりしましたが、先生は、反抗期です、わがままです、私が言いなりになっていたから・・・(実際その頃まで、私は息子のやりたいことはほとんどやらせていたし、怒ったことも無かったです。いつも困ってましたけど)と、おっしゃってました。どうしてもやらない息子に「お母さんがいるとダメだから、帰ったふりをして」と言って、ドアの外で何時間かまったこともありました。かなり頑固だから、時間はかかるかもしれないけど、大丈夫、ちゃんと変わりますよ・・・とおっしゃってました。
その頃から、私はとにかく息子に厳しく接するようになりました。自分でやることは、自分でやろう、それまで待っているから・・・と。駄々をこねたりかんしゃくを起こしたら、決して手伝ってやらないようになりました。泣けばお母さんが手伝ってくれると思っているんですよ、と先生に言われたので、そうではないんだということを息子にわかってもらおうと。その後、3歳以降も毎日通わせるということを決意してからはますます厳しく、自分のことは自分でやらせました。そうしないと、出来ないと、入った後困るから・・・と。お漏らししても怒らなかったけど、その代わり後始末は自分でやるのよ、と、パンツの水洗いまで自分でやらせてました。先生に伺った、園のやり方を取り入れたつもりでした。ちょうど入園の頃次男も生まれるから、今のうちに何とかしとかなきゃ・・・と。毎日バトルの連続で、今思えば恐ろしいほどかたくなな母親で、ちょっときちがいじみています。
主人は、園については否定的でやめなさい、と言っていました。園がどうこうというより、その先生に問題がある、私のような物事の捕らえかたをする人間に、そんな言い方をしてはいけないんだ、きちんと人を見てものを言えない人は教育者としておかしい、だから、そんなところはやめなさい、と。私は主人の言うこををとても軽く捉えてしまう傾向があり、そのときにはまったくこのひとはなにもわかっていない、と思っていましたが、今思えば、主人の言うことが一番当たっていたのかもしれません。
ちなみに最近は、園のにかよっている意味あるのかな・・・?といった私に、「私の修行」と言っていました。鈍感力の本を買ってきて、読みなさい、今の私に必要なのは、コレだよ、と言っています。
2度目は昨年末。毎日行きたくないと泣き喚き、ほぼ毎日ひきずって連れて行っていて、身体につめの跡(息子によるとピクニックでお弁当を食べないと騒いだときに、先生に身体をぎゅっとつかまれたそうです)がついていたりして、疑問を感じていた頃、ちょうどやめるというお友達がいました。そのお母さんのお話です。ある日、夕方居残りの後帰ってきたときに、先生が出てきて、洗面台から落ちて肩を打った、誰も見ていなかったので、何があったかよくわからない、一応暖めておきました・・・と温シップか何かがしてあったそうです。みたら、後頭部からかなり広い範囲に内出血のあざになっていて、そのお母さんはぞっとしたそうです。なぜすぐに連絡くれないの?なぜこんな状態で居残りさせるの?2時半からお母さんは外にいるのに。頭を打って、なぜ暖めるの?普通冷やすでしょう?しかも、先生、謝らなかったんだよ!!と。そのお子さんにも時々つめの跡が付いていたそうです。つめなんて、意識的に立てなきゃ跡付かないよね?ただつかんだだけだと跡付かないよね?と言ってました。変な話ですが、私の息子につめの跡が付いていたとき、まあ、コレくらい力を入れておさえなきゃ、暴れる息子を制止できないよなあ、と納得してました。でも、そのお友達はおとなしい女の子で、私はかなり不信感を持ちました。他にも、園で転んで、顔に怪我をした女の子の話(絆創膏で手当てしてあったが、後々見たらかなり傷が大きく、ぱっくり開いていたとのこと。その子も夕方居残りの後言われたので、もう病院もしまっている時間で困ったといっていました。そのこのときは先生は謝ったそうですが)そんな時、前にも書きましたが、息子がお弁当中に2度はき、吐いたものを自分で片付けて、それでも食べなければならなかった、ということがありました。帰ってきたお友達と、たまたま用事で園の中にいたお母さんのお話で、心配になり、先生に様子を聞こうと、声をかけました。もしかしたら具合が悪いかもしれない、と。熱は無かったですよ、結局お弁当は食べられず、少し残したんですよ、すみません、かなり前にお弁当は終わって、今帰りのしたくしてますが、降りてきませんね。(息子の泣き声が少し大きくなったので2階にいる息子に向かって)お母さんの声が聞こえたからって甘えないでね、ちゃんと用意して頂戴・・・・先生はそういう風なことを笑いながら言いました。非常にタイミングが悪かったのですが、そのときに、私は4月以降の通園の意思確認の用紙を今まだ出せない、年末の面談のとき相談したいので、その後でいいですか?ということを先生に伝えました。先生はものすごく豹変した感じになり、なぜですか?私が信用できませんか?お母さん、しんじてまっていられない?っと、矢継ぎ早に言われました。発達障害かもという話も出ているし、息子に無理をさせているんじゃないかと思う、今息子は母親を求めている様子もあり、もう少し息子と過ごす時間も欲しい、今は園の帰りも遅く、家事なども立ち行かないし、息子との時間もとれず、ちょっと辛い・・・というような手紙を書いていたので、それを読んでください・・・と渡したら、その場で読んでくださったのですが、それで少し言い争いになりました。そんななか、支度が終わって階段を下りてきた息子は・・・ふらふらしいて、眼の焦点もあっていない感じでボーっとしていて、明らかにおかしかったです。真っ青で、誰がどう見ても具合が悪かったと思います。先生は、息子の額に手を当て、熱は・・・無いわね、といいました。玄関で靴をはいた息子を座らせ、一刻も早く帰りたかったのだけど、まだ先生は話をやめてくれませんでした。すいません、今日は帰ります、と言って帰ろうとしましたが息子はほとんど歩けず、園の玄関外で胃の中のものをすべて吐きました。もう一度園に戻り、息子を玄関に座らせ、先生に道具を借りて急いで片付けて、吐いたらすっきりしたらしく調子の戻った息子をたまたま持ってきていた手押しの自転車に乗せ、ようやくかえりました。6時すぎで、あたりは真っ暗でした。
こんなにしてまでお弁当は全部食べなくてはならないの?途中で具合が悪いのでは?とは考えないの?具合が悪いのは、熱のときだけではないでしょう?自分で最後までいろんなことをやらせるのなら、きちんと体調などにもきをつかうべきだし、時間がかかるようだったら様子も見に行くべきだ、ケガに対しても、子どもに自己責任(コレは先生がいったわけではなく、その頃お母さんたちの間で、怪我をしても、ここでは自己責任になるんだよ、と話に上ってました)はおかしい、別に文句なんか言う気はないけど、子どもが悪いんですから・・・って言うのは親のほうで、先生がそんな意識でいていい訳がない、こんなところにはいさせられないと思いました。
その後先生と話す機会を作っていただき、この日のことは、お弁当中に具合が悪いかも、とは思ったが、息子はかなりむらがあり、30分かかるときもあれば2時間のときもある、熱も無かったし、お弁当中は顔色も普通だった、終わって2回へ挙がるときの足取りも普通で、先生は具合が悪いと気づいていなかった、が、支度中にどんどん具合が悪くなり、私の声を聞いてますます気が抜けて具合が悪くなり、あるけないほどになったのではないか・・・?ということだったようです。先生は背を向けていたので、階段から落ちそうなくらいふらふらしていた息子のことも見ていなかったみたいでした。
先生には絶対間違いはない、見落としはないと神聖化していた自分に気づき、先生も人間だから、間違いはある、イライラすることもある、子どもにあたりたくなることもあるのかもしれない、でも、やっぱり、この園でがんばろう、そう思いました。話している最中も別室で遊んでいた息子が私そっちのけで先生にお弁当と言って持ってきたり、まとわりついたりするのを見て、先生をきらいなわけじゃないな、園をきらいなわけじゃないな、とかんじたし、普通の幼稚園よりいろんなことを学べる、とやっぱり思ったんです。
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