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>▼florさん:
昨日投稿させていただいたのですが、もう少し。
florさんのご自宅の200メートル先に幼稚園があり、2歳の時から
息子さんを通わせておられたとのこと。
すばらしい教育者との出会いだと思いますが
florさんは奇跡のようなその幸運に多分気づいておられないと思います。
今幼稚園を変わったら生涯もう2度のそのような教育を
してもらう機会はないと思います。
数年にわたって毎日何時間も
息子さんのようなアスペの子を教育してくれる場所は
今の日本にはないかあっても待ち人数が多くて何年待ちの状態だと思います。
今の幼稚園が厳しすぎて自分に余裕がなくなるとのことですが、
正直言ってアスペの子を持ったらうつ状態になるのは
避けられないように思います。
どこに行ってもアスペの子に合う場所などないし、
どこに行ってもうまくいかない子どもを抱えて、
小学校も中学校もスポーツや音楽の習い事でも悩みの連続です。
先生は息子さんに対して、椅子にちゃんとじっとして座ることを
課題になさったのこと。
それに対してflorさんは、普通はあたりまえと思うような、いすを持ってきて座る、そんなことを息子の課題だと言ってくださるんだ、と、感動したとのことですが、
それは学校に行ってからの基本の基本です。
それができず、授業中うろうろ立ち歩きして学級崩壊につながった例もあります。
先生は息子さんにとって何が大事かほんとうによく
わかって指導してくださっていると思います。
同じ幼稚園に自閉症の子供さんもおられるとのことですが、
似ているようで自閉症の子供さんとアスペの子供は全く違います。
どこが違うかと言うと一見障害が軽く見えるアスペの子どものほうが
社会的にいえば弱者です。
自閉症のお子さんは多分、養護学校に入学するのではないでしょうか。
自閉症のお子さんには社会的に認められた場所、学校と仕事場があります。
それに対してflorさんの息子さんは普通の小学校に入学なさるのだと思います。
小学校に上がったら、息子さんは多分クラスで一番、困った子という位置づけに
なると思います。
障害がどこにあるか、見えないからヘンなのは母親のしつけのせいだと
勘違いされることも多いです。
はっきり言ってアスペの子どもを持った時点で
親は孤独の運命を決定付けられたようなものです。
ママ友とうちの子自慢をして笑いあったりするようなことは
できないのだとあきらめるしかありません。
笑いあうお母さん達の姿は楽しそうですが、
それはどこか違う世界の方たちだと思います。
そのぐらいに思っておいたほうが無難のように思います。
掲示板という場所の性質上、わたしはめったに意見という形の
投稿はしないのですが、(こうするといいかも、という書き方はしますが)
今回のflorさんさんの幼稚園の件はほんとうに残念だと思うので
再度、投稿させていただきました。
園長先生がなさっているような首尾一貫した子どもの指導は
親にはほぼ不可能に近いです。
florさんから見て、先生がきついことを言っているようでも子供さんはさほど悪くとっていないですよね。
子どもを萎縮させないで、しつけるのはとても難しいです。
母親は他の家族との兼ね合い、PTAや子どもの習い事、
通院や絶え間ない来客などで、手のかかるアスペの子にかかりっきりになるのは
できないことです。
時間が許したとしてもflorさんの息子さんの先生ほど首尾一貫した教育はできません。
日本中探してもそんな先生はいないと思います。
どうぞせっかくの僥倖を無駄にしないで幼稚園を続けてほしいです。
主体性重視の幼稚園ではアスペの子は増長して先生も親も
舐めてしまうと思います。
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