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マインドさん
こんばんは!
>気にくわないことが起こってついに家出してしまいました。
>どうしても家にいることが苦痛で仕方ありませんでした。
私には二人の大学生の娘がいますので、他人事ではない気がしました。
家にいると、どんなことが苦痛ですか?
よかったら教えてください。
>今はなんとか日払いのバイトで食いつなげて、夜はネットカフェに泊まるという、典型的な隠れホームレスの生活をしています。
マインドさんがアスぺという診断を受けていることと、少し精神的に不安定であるということで、自分の生活全て(金銭面を含んで)を自分で管理して暮らしていくのはかなりハードルが高そうだなぁ〜と思いました。気に入らないことがあって、感情的になって家を飛び出してしまっただけなのだとしたら、少し冷静になって、考えてみたほうがいいのかもしれないなぁ・・と思います。
我が家では高校を卒業するまで学費を含む生活の責任を親が持つということと、大学で学びたいということであれば、その学費とアパートなどの必要経費は親が出すけれど、それ以外のことはバイトでまかなうということで、なんとか二人の大学生に仕送りをしております。年子(18歳、19歳)で、ふたりとも教育学部で学んでいます。いろいろ悩みながら、自分探しの真っ最中です。
>私は「家という環境に適応できない≒縛られて生きていくのが苦痛→(アスペルガー的に)社会適応性が悪い」からなのではないかと思っています。
この館で書き込みをされている皆さんの内容を読ませていただいているといろんなことに気づかされます。例えば、マインドさんが表現された社会適応性を考えてみました。
私たちはコミュニケート力(家庭では親と子、社会では職場や学校)を実践的に学ぶ機会がないままに大人になってしまっているのではないでしょうか。相手の表情を読むとか、暗黙の了解とか、「いけません。」と叱られて・・?
そして本当の自分の奥底にある気持ちを出すのは「わがまま」だと教えられ、出して良いのは「おりこうさんの自分」だけ。「しっかり自己主張をしろ」と言いながら、「わがままを言うな」という部活の先生に、娘はどうしていいかわからなくなりました。
家庭では親に、学校では先生に、自分をずっと奥に押し込めて相手にあわせることだけを大事にするコミュニケーションを身につけなさいと求められているのだと思わせられます。
そうではなく、「自分の奥底にある本当の自分の素直な気持ちが、どうすれば伝わるか?」を失敗しながらも伝えあう場所と時間が必要で、それこそが真実の社会適応性なのだと思います。親も先生も失敗するというのが前提だというスタンスで一緒に向かい合うことでお互いに楽になれるということに、つい最近気づかせられた47歳の私です。
マインドさんは確か今年20歳ですよね。
あなたが今まで過ごしてこられた20年がどんな毎日だったのかは、私にはわかりません。でも、
自分を大切にしてくださいね。
自分を信じてくださいね。
あなたの人生はあなただけの人生。誰かに縛られていいわけはない。
アドバイスにならなくてごめんなさい。
自分の子どもの上に君臨しようとして、ことごとく猛反発をくらったおかげで、子育ての方向転換を強いられた私です。
きっとマインドさんのご両親も一生懸命なんだと思います。その方向が少し間違っているのか、ボタンが掛け違ったかのように、お子さんであるあなたの思いとすれ違っているのだと思います。いつか気が付く時がくるかもしれない・・・。こないかもしれない・・。
ゆっくりでいいですから、自分の人生をどう生きていくのかを考えてみてください。
あなたが得意なこと
あなたが好きなこと
夢中になれること
誰かのためではなく、あなた自身のために生きてください。
母親のひとりとして娘に伝えたい言葉です。
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