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アスペルガー症候群当事者の笛と申します。
私は、性同一性障害ではありません。しかしながら、
▼sirogisuさん:
>でもやはり男性と生まれてきたからには、自然の法則として、男でいること。
>それが本当は一番、心地良いのではないでしょうか?
この部分に非常に疑問を抱いたので、ちょっとウィキペディアの「性同一性障害」を調べましたら、以下のような説明がありました。
抜粋を引用いたします。
引用開始***********
性自認の概念をもって改めて人類を観察してみると、半陰陽とは異なり生物学的概念としての男女のいずれかの身体形状に(少なくとも脳の構造を除いて*)正常に属す身体をもっているにも関わらず、性自認がそれと食い違っているとしか考えられない症例が発見され、その状態は性同一性障害と名付けられた。
〜 中略 〜
一般には、性同一性障害者は何か性に関する辛い出来事から自己の性を否認しているわけではなく、妄想症状の一形態としてそのような主張をしているわけでもなく、利得を求めての詐称でもなく、(代表的な症例では出生時から)自己の性別に違和感を抱き続けているのである。
引用終了**********************
sirogisuさんの、男性として生まれてきたからには、自然の法則として男性でいることが一番心地よい、というお考えは、定型発達の方特有のものなのでしょうか。
身体的には男性として生まれてきたのにもかかわらず、男性でいることが心地よくないことを、性同一性障害と呼ぶのだと思います。
{引用中に「(少なくとも脳の構造を除いて*)」とありますが、死後の遺体の脳解剖の結果として、脳の構造に違いがあった症例も少なくなかったようにも説明がありました。このあたりは、見る限りは一見正常にみえる発達障害の人の脳が構造(器質的)違いがあるらしいことと似ていると思いました。}
そしてご子息は、診断はまだということですが、心理的にはそういう状態である可能性が高いようにお見受けします。
少なくとも「間違った方向」と決め付けられるのは、ご子息にはお辛いのではないでしょうか。
以下はウィキペディアの「性同一性障害」に関するページです。
ご一読されてはいかがでしょうか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%80%A7%E5%90%8C%E4%B8%80%E6%80%A7%E9%9A%9C%E5%AE%B3
性同一性障害についてお詳しいのでしたら、失礼をお許し下さい。
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