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ひとばさん、はじめまして。
私は次女が鬱状態になったためにかかったお医者さんで、アスペルガー傾向があることを指摘されたものです。
アスペルガーのことをいろいろ調べているうちに、自分にもその傾向が少なからずあることに気づきました。
でも、去年まで町内会の役員をしていたんですよ。子ども会の育成者もしていました。ただ、子どもが不登校になったために、なにかというと『健全育成』をお題目にする子ども会関係者に顔向けが出来ない気持ちが強く、今年度からは辞退しています。
アスペルガーであるという自覚がなかったから出来たのかもしれません。でも、人付き合いは苦手でも、いつも真正面から顔を見つめあうわけでもないし、大勢の前で挨拶することや、司会を請け負うことなどは、私は苦手だからと断ってきました。それで大丈夫でしたよ。当番になっても、縁の下の力持ち的な仕事の方が多いです。できますよ。
同じ顔ぶれが揃う場面では、だんだん、あの人はおとなしいからとか、ちょっと変わってから、と認識してくれるようになるし。
私は子どもが大勢の人に関わった方がいいと思っていたのでやっていたのかもしれません。
まだ子どもはアスペルガーであるとは分からなかったけれど、うちの中で家族だけでひっそりと暮らすよりは、いろんな風に吹かれるべきだと思っていたのです。
それは、自分が子供のころ引っ込み思案で、初めて友達を連れてきたときに母がびっくりしたと聞きました。なので、自分のようにしたくなかったのです。
町内会に関わったおかげで人脈が広がりました。知らない人に挨拶することに抵抗がなくなりました。
人によっていろんな考え方があるなと勉強になりました。私の常識と他人のそれがとても違うことを実感しましたよ。親切に助けられたことも、非常識に悩まされたことも、どれも貴重な経験だったと思います。
町内会によっては免除してくれる場合もあるし、もし班長さんを免除してもらうなら、何かの時には率先してお手伝いするとかで、なんとかなるとも思いますよ。
考え方は、遠くの親戚よりも近くの他人です。
また、案ずるより生むが易しです。
もし、的外れのことを書いていたらすみません。
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