|
▼犬猫好きさん:
管理人の秋桜です。療育経験のある当事者で、成人後は言語聴覚士(ST)として医療現場や行政機関等で働いてきました。今は体調を崩したので療養しながら不定期の仕事をしています。
話題になっている視機能の件ですが、以前言語聴覚士の研修会で視知覚関係の講座がありました。その際ある療育機関に勤務している視能訓練士(視知覚機能を訓練する医療関係の国家資格です)から「ぜひ注意してほしい」と説明を受けたのは
1.斜視というのはただ単に瞳が外転したり内転している状態だけではなく、一見分からないケースもある(よくよく観察していると近くのものを凝視する時に両目の動きがバラバラになることがある)。斜視だと単眼視(片目だけで物を見ている状態)になりやすい。そのため動くものや立体視が難しくなる。
2.遠視とは遠くがよく見えて近くが見えないということではなく、ある距離の一点だけがよく見えて、あとはぼんやり見えている。そのため遠視と弱視が同時に出現することもある。また斜視のために遠視や弱視が出るケースもある。
3.普通の眼科で検査ができなくても小児眼科や大きな病院では専門の機器を揃えているので検査できる場合もあるし、視能訓練士が相談に乗ってくれることもある。だから気になるのなら一度相談を勧めてほしい。
ということでした。
また、レオっぴーさんのスレ
[#5240] 不器用&イマジネーションの欠如
にも同じようなことが話題になっていました。
よかったらこちらも参考にしてみてください。
|
|