|
私は決して娘がアスペルガーであることを否定してはいません。これはもって生まれたものであって、後はいかににそんな自分と向き合って娘がしんどくならずに生きていく方法を見つけてくれるか、その手助けを親としてしていきたいと思っています。人付き合いのしんどさから一時は登校拒否的になって心配しましたが、色々な作戦をこちらも組んで登校支援をしたことで、今のところ元気に登校していてくれます。問題は、中学校進学後の学校側の支援体制をとってもらえるかなといったところが今の悩みです。
話題は変わりますが、被差別部落をご存知ですか。私はそう呼ばれる地区で生まれ、生きています。差別は今はないなんていう人もいるのですが、現実にはあります。だから、怖くて、知らない人にこの話はしません。知り合った人、付き合って安心できる人には隠す気はありませんし、職場で(教育現場)この話題が出たら決して黙って見過ごすことは出来ません。必ず自分の考えを言っています。
娘には、アスペルガーの告知をしました。そのために、自分の苦手なことや、自分が周りと上手く行かないことの理由をアスペだからと考えてしまうことがあるようです。「ソレは違う。」その事ひとつを伝えるのにじっくり話し合ってきたことも何回かあります。
長くなってしまいますが、ありのままの自分を好きになってほしい、アスペであることも、部落であることも・・・そう思いながら接しています。
|
|