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ジョンさん、コメントありがとうございます。
文献まで紹介していただいて、ありがとうございます。
私自身も、ジョンさんと同じ考えです。
一番最初に子どもを診てもらった専門医では、知能検査は行わず問診と脳波の検査を受けました。
そちらでは、「自閉っぽいけど…」と言われだけで、特に診断名などはつきませんでした。
でも、自閉症に関する専門書を紹介されたりしたので、「自閉傾向」「グレーゾーン」ということだったんだろう、と今では解釈しています。
その後、知能検査を受けさせてみたいという気持ちが強くなりました。
一年ほど前に療育機関で田中ビネー式の検査を受け、先日ウィスクの検査を医療機関で受けました。
どちらの検査でも、検査を担当したのは、心理士(すみません、資格について詳しいことはわからないのですが)のかたで、数値だけでなく検査の受け答えのしかたや立ち振舞いなどまで含めて、総合的に観察していたようです。
検査後直後に「発達障害の傾向があると思います…」という内容の話しがありましたので、検査をしただけでも、心理士の先生にはある程度のことはわかるんだなあと思いました。
知能検査とはいいますが、実際には、ジョンさんが書かれているとおり、
>これらのうち、WISCやWAISなどよく使われている昔からある検査法は、
>診断過程において現在も非常に有益なツールだ。」とあります。
ということで、発達障害の診断をするためのツールとして使われることが多いのでしょうね。
私も肌で感じました。
はるなこさん、
ちなみに、検査をするのは心理士でも、実際に診断を下せるのは専門医(子どもの場合児童精神科・小児神経科)だけです。
ただ、発達障害が専門でない専門医よりは、発達障害を専門とする心理士のほうが詳しい場合もありますし、対処法を相談するのは私の場合主に心理士の先生です。
知能検査そのものも、療育機関や児童相談所・発達障害者支援センターで受けられる場合があります。
私は知能検査が受けられて、得意・不得意が把握でき、困ったときに対処法を相談できる専門家を見つけることができるのなら、医療機関や診断名に拘る必要は必ずしもない、という考えです。
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