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▼わんこママさん:
こんにちは。nobody knowsです。
たどたどしい話し方と一口に言っても、その背景には様々なことがあります。
発話明瞭度が低いのならば、口腔器官の運動機能が関係することがあります。
ですが、私の臨床経験上では、嚥下が可能で唾液が調節できるのならば、わざわざ運動機能を高める練習等はしません。(舌癖訓練など)
たどたどしい話し方のひとつに、語想起などの課題がある場合があります。
ことばはある程度知っているため(内言語)、人の話は理解できるのだけど、やりとりに必要なことばを想起することに時間がかかるため、たどたどしくなります。
また、単語レベルの語想起はできても、類推力や表現力の課題のために、ぽつぽつと
しか話ができない場合もあります。
一般的には、言語発達にやや遅れがある場合が考えられるような気がします。
発達障害のお子さんたちにことばの遅れは多く見られますので、お近くにことばの教室等があれば、ご相談すればよいと思います。
ご家庭でできることですが、
家庭内での訓練というイメージはされないほうがよいと思います。
家庭は本人なりのコミュニケーションでも楽しく話ができる場所にしたほうが大切ではないでしょうか。
本人の話を取り上げて、訂正したり練習したりはあまりよい結果を生まないと思います。
もしも気をつけるのならば、本人が話したことをさりげなく、
「〜ということなんだね。うんよく分かるよ」
と正しい言葉にさりげなくしてフィードバックするぐらいでしょうか。
このような方法は専門的な理論の基に技法としてありますが、とりあえずたくさんご家庭で「楽しく話す」経験で十分なような気がします。
とりあげての練習や指導は専門機関を探されることだと思います。
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