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▼florさん:
結論から申し上げますと、「気にしない」ことですね。
相手は幼稚園児なのですから。
子供は、みな、発達障害だと思いませんか?
この年齢の子は、まだまだ社会性も発展途上ですし、自分が言いたいから言う。やりたいから、やりたい。
親御さんに「これが正義」と教えられたら、それが正義なんですもの。
彼女からすると、「自分は正しい!」「自分のお母さんがそう教えてくれたことは正しい!」なんですよ。
>女の子は納得せず、『どっちが正しいの?それはお母さんが決めることだよ!』みたいなことを言っていました。
「ここで、他のオバチャンの窘めに頷いてしまっては、自分がお母さんから教わった事が、間違いになってしまう!
お母さんの名誉の為に、私は考えを曲げられないわ!
このオバチャンが何か言ってるけど…けど…えーん、お母さん、お母さんが教えてくれたことは間違ってないわよね?」
なーんて、その子の中で葛藤があったとしたらどうでしょう?
微笑ましいと思いませんか?
幼い彼女にとって、自分の親から教えられた正義が全てですもの。
私は、自分の子が発達障害だとわかってから、よその子で、ちょっと乱暴な子や、ちょっと自分勝手に見える子、元気が良すぎてちょろちょろ落ち着かない子、みーんな、発達障害に見えてきちゃってね。
それからというもの、よその子のわがままも、ちょっと困った行動も、そう思うと微笑ましいなあ…と思えてきちゃうんですよ。
まだ、幼稚園児ですものね。
彼女は、自分のお母さんから教えられた「世界」が大事なんです。
>『おばちゃんは小さい頃にお花摘みをしたし、とっても楽しかったし、お花を見て綺麗だなーって思って、遊ぶのは大好きだから、公園のお花はとってもいいと思うよ。でも、確かにお花はとったら枯れちゃうから、そうしたら可愛そうだって言う○○○ちゃんは優しいなって思う。どっちも言っていることは間違ってないと思うよ。』と、答えました。
私も、これで良いと思いますよ。
あとは、その子に対してどう対応するか?ではなく、自分が「まあ、小さい子が、自分の世界を一生懸命主張して…可愛らしいわあ…」と、流してしまうことですね。
子供のすることなんですよ?
>みんなが居る中で、息子にだけ特別いろいろ言っているような気もしていたし、それってちょっと言いがかりじゃない?っていいたくなるような場面もありました。
「うちの子だけ?」「うちの子はいじめられやすいの?」「うちの子にだけいいがかりつけるの?」
と、思いたくなるかもしれませんけど、そういうときは、
「その子にとって、うちの子や自分は、安心できるキャラなんだわ」
と、思ってはいかがでしょう?
相手が安心できると思うから、甘えてきてるんですよ。
florさんは、別スレで、子供を殴ってしまう事への後悔をつづられてましたけれど、florさんも、お子さんに対して「甘えて」るんですね。
子供って、お母さんが大好きで、母親の言動が多少きつかろうが、それでも「お母さん大好き」って言ってくれる存在でしょ?
これが、他人に同じ事をすると、壊れてしまう関係になりますよね?
でも、子供は「お母さんが大好き」だから、親の「甘え」を受け止めてね、それでも「お母さん大好き」って言ってくれる事に、親は甘えてるんだと思うんです。
子供が甘えてられるのが「お母さん」なんですけど、
親が甘えられるのも「我が子」なんですね。
私達は、子供に「受け止められてる」んですよ。
小さなからだで一生懸命、親を受け止めてる。
その女の子も、自然と「受け止めてくれる」相手を選んでいる。
>息子が言っていることは決して間違いでない、でも、相手の言っていることも間違っていない、というとき。あるいは確かに正しいことを言っているけど、そこまで相手を追い詰めるように言わなくてもいいだろう、というとき。
>どんな風に対応したらいいんでしょう?
florさんは、その子から「逃げた」と、おっしゃられておられましたが、
「逃げる」事を子供に教えるのも手です。
通常、大人の世界なら、相手の言うことも正義、自分の言うことも正義なら、どうしても意見は平行線です。
ここで「白黒つける」ことを、子供に教えてしまっては、子供が社会に出たとき、人とケンカばかりしてしまいます。
意見のあわない人からは逃げること。
自分が正しいと思っても、相手の意見は尊重する事を、大人になったら大事になる事ですので、ゆっくりでかまいませんので、教えていってあげましょうね。
色んな事を「受け止めて」きているお子さんですもの。
もっと風呂敷を大きくひろげて、大きく受け止められるお子さんになってくれるといいですね?
(だから、親が子に甘えっぱなしでいいってわけではないですよ?親は、子に『受け止められている』、いつまでも子に『甘えて』いられない事を意識していきましょうね)
アドバイスになったかしら?
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