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じゅんこさんへ
じゅんこさんのレスを読ませて頂き、その時の息子の様子、園長や担任の先生の対応を思い出し、思わず涙が出てしまいました。
園長の人格、教育者として力量には疑問に思うことばかりの3年間で、何度も転園を考えましたが、息子が今の幼稚園が大好きだったことと、教育者の問題だけでなく父兄の問題(中には障碍児と一緒はいやだと、それこそ偏見をもっている親御さんがいるそうで)、どこに行っても多かれ少なかれ問題はあるのかなと思い、ともかく息子の気持ちを一番に考えて転園せずに3年間やってきました。
我が家では夫とのことがあって、専門医に診せたり療育を受けさせることができませんでしたが、私なりに調べ「おそらく発達障碍だろう」と自覚し、息子の将来を考えて、いけない所は繰り返し教え、褒めるべきところは褒め、プロの療育指導が受けられない分を母親として丁寧な子育てをすることで補ってきました。
園長には「私も母親ですから何でも相談してください。」とか、「お子さんの子育てを私も一緒にお手伝いさせてください。」と言って頂いていましたが、園長に私の気持ちが伝わることは最後までなかったと思います。
年少の1月に息子がお友達に引っかき傷を作ってしまったことがありました。
それまで聞かされていませんでしたが、入園以来息子には引っかく癖があったのだそうです。家ではやらないので気がつきませんでした。
大事には至りませんでしたが、加害者の親になりとても動揺しました。
私は当時4歳になったばかりの息子と真剣に向き合い、涙ながらに「手を出すことはいけないこと」だと教え、それ以来息子の手を出す癖はピタリとおさまったそうです。
その時園長は私に「お母さんちょっと厳しく叱り過ぎるんじゃないですか?あれ以来、みんなから離れた所で一人で遊んでいますよ。」と仰るので、私も自分の子育てに自信を失い、息子が傷ついているのでは?と心配になりました。
数ヶ月して園長に「以前こう仰っていましたけれど、最近はどうですか?」と様子を聞くと、「そんなこと言ってませんよ。(遊びの様子も)別に普通だけど?」と言われ愕然としました。
後でわかったことですが、園長も息子が手を出す癖を直そうと数ヶ月に渡って努力してくださっていたようで、それがうまくいかず、私が言い聞かせて直ったことに保育のプロとしてのプライドが許さなかったみたいで、負け惜しみのようなことをいったのです。
脱臼のケガの時も、同じだと思います。
園長が自分の落ち度を認めたくない時に、攻撃してくるのはいつものことです。
>こんな時はもっと、怒っていいのです。
>保育施設や担任の責任を問うてください。PAOさんが何も言わないことをいいことに子どものせいにして自分たちの責任をないがしろにしているだけです。
> その対応の仕方は法的に訴えられても仕方ないくらい最低の対応だと私は思います。
教師をしている姉にも言われました。
本当にそうですね。
過去に息子が加害者になっていますから、もちろん頭にはきましたが私はケガを追わせたのが息子ではないことにホッとしていたのだと思います。
もし息子がやっていたら、園長の性格から何を言われたか分からないと思いますし・・・。
けれど、じゅんこさん。
私は園長には色々な意味で感謝もしているんです。
3年間、息子を放ったらかしにすることなく保育していただきました。
多くの子供達と関わる保育者として、息子を「異常だ」「おかしい」とストレートに言ってくれたことも。
息子の障碍は、他の幼稚園だったら気づかれなかったかもしれません。
それだけよく見てはくれていました。
>脱臼という目に見えない痛みを訴えていたお子さんの気持ちを考えると私も泣けてきました。
ありがとうございます。共感して頂けてうれしかったです。
私も先生に痛みをわかってもらえなかった息子が可哀想でたまりませんでした。
ケガをさせた云々の幼稚園の責任は問題にはしていませんが、担任の先生や園長には「わかってあげられなくてごめんね。」と、息子に謝って欲しかったです。
園長に欠けているのは、相手の気持ちを思いやり、共感する心だと思います。
親身になって頂いて本当にありがとうございました。
追伸:
じゅんこさんの他にも再度レスを頂き、とてもうれしいです。
時間のある時に少しずつお返事をさせて頂きますので、何卒ご理解ください。
ありがとうございました。
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