|
▼PAOさん:
ご無沙汰しています。(^o^)/
ケータイからでないとアクセスできないため、すっかり乗り遅れてしまいました。
>4月から小学校にあがるので、『ルール』がわからない息子がとても心配です。これは『遊びのルール』もそうですし、定型発達の子供なら自然に身につける『暗黙のルール』に関してもです。場の空気が読めません。これはアスペルガーの方が一番悩まれていることだと思います。
私も経験があります。
小学校では勉強も教えるので、社会性を身につけさせることが主体の教育を行っていた幼稚園のほうがなじめませんでした。小学校や中学校でいじめの被害が深刻でも、幼稚園のほうがなじめないと感じているほどなので、かなり深刻だったと認識しています。
それでも、私の場合でも幼稚園は幼稚園なりに努力をしていたと思います。幼稚園の学芸会やお遊戯会の演目も、すべての園児が必ずどれかの演目に出演できるように配慮されていました。
身障者は私一人でしたが、発達障害の当事者は私のほかにもおそらくいたでしょうから、かなり自信のついた人は多いと思います。
>けれどもし隊長がいたとしても、いくら隊長は理解してくれているとしても、小学校に置き換えると、学校では先生が介入しないことも多くなるわけですから、子供社会ではあっという間に仲間はずれにされてしまうような気がします。
>現に幼稚園では友達が一人もできないどころか、年下の子の集団に「バカ」と言われたり、息子の顔を見て「なーんだ、○○か(呼び捨て)」とする女の子もいて、親としては悲しくなります。
実際に私も経験しています。
幼稚園や、小学校も生まれ故郷の小学校(親父の仕事の都合で3ヶ月しか通えなかった)ではいじめが少なかったので気楽でしたが、その後引っ越した環境(すなわち親元)では身体障害にも発達障害にも常軌を逸した偏見があったために深刻ないじめ被害に悩まされました。近所の大人が犬をけしかけたために、しばらく犬に対して恐怖感が深刻な状態が続いたりしたこともあります。
もちろん幼稚園児にまで加勢されました。
常軌を逸した偏見は37年後の今なお続いており、[#10912]でコメントしたような事件も昨年3月にありました。
>私の姉が中学教師をしているので相談していますが、姉の中学でも同僚の先生方で「発達障害」について正しい知識と理解を持っている先生はほとんどいないと言います。確かに支援の為の資料が整っていない段階で下手に言ってしまうと、支援体制を整えてくれるどころか、逆に”手が掛かる子”というマイナスイメージが先行してしまう可能性もあるのかもしれません。
>そこで、息子と同程度のお子さんをお持ちの先輩ご父兄の方に、本当に入学前でなく5月でも遅くないのか、また今後小学校にあがってどういうトラブルが考えられるのかを教えて頂きたいと思います。
問題はPAOさんがお住まいの地域で、どの程度発達障害や身体障害に対する偏見が見られるのか、ということでしょう。
とりあえず、PAOさんがふだん関与されている井戸端会議や、知人との雑談の中で、どの程度まで発達障害や身体障害に対する偏見を感じられているかが、一つの指標になると思います。お姉さまにも協力を仰いでいただいても構いません。
偏見があまりにひどいようだと、5月では遅すぎるような気がします。
しかし、よほどのことがない限り、様子見で構わないと思います。
子供のソーシャルスキルは幼稚園だけでは身に付きません。発達障害がない子供でも、小学校で問題を起こさないとは断言できないので、よほど偏見のひどい環境でない限り、焦る必要はないでしょう。
|
|