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タカさん、こんばんは
> 小さいお子さんなら 両親が「何かがうちの子はおかしい」と気付くでしょうが、成人の場合は どうするものだのでしょうか?自分で 「私はどこか 人と違う」とか 職場を変えても 学生時代も 無視されたりする その事で どうもおかしいぞ?と思い始めても アスペルガーの存在を知らなければ 自分でなく 周りがおかしいとしか思えずにいると思います。
気づく、気づかないは個人の資質も大きいと思います。
一度や二度ならまだしも、周囲とうまくいかないことの連続であれば、
漠然と、自分に問題があると感じる方が多いのではないでしょうか?
知的障害がないのだから、それくらいの思考力はあると思うんですよね。
ただ、「どこがいけないのか」が具体的に分からないだけで。
まったく問題に気づかない…気づこうともしない方というのは、
障害を自覚しても、免罪符にするような気がします。
> どういった 経緯で 自分が アスペルガーだと知ったのですが?
アスペルガーに限らず、ADHD、LDなどの発達障害を含めてお話させていただきますね。
私の場合は他の病気で通院していたところ、主治医に発達障害の可能性を指摘されました。
検査は受けていないので、まだ未診断です。
それ以前は、単純に「性格悪いやつなんだわ」って思ってました。(^_^;)
幼い頃から「我が儘」って言われて育ちましたから。
まともにしつけられた経験があまりないので、そのせいかなとか、
後天的な情緒障害だろうか、なんて考えたり。
でも、他者との違いを感じる機会は多かったですよ。
コミュニケーション以外でも、協調運動障害、感覚過敏、恐怖症など、困ることはたくさんありましたし、親がよく似た特性を持っているので、「何かが遺伝している」という思いは強かったです。
その正体に「障害」という名前がつくか、つかないか、それだけのことです。
私にとっては。
>周囲との理解の相違で 起こる 「イジメ」に代表されるような問題は アスペルガーが原因であると言う事は間違いは 無いでしょうし
アスペルガーが原因となっている例は多々あるでしょうが、「アスペルガー=いじめられる」ではないと思います。
>それらを 改善していくには 本人の自覚と 周囲の理解が必要だと思うのですが、病気でないのなら 支援(支援と言う言い方が相応しいかどうか迷いますが)とか どうなっているのでしょうか?行政での 「イジメ対策」なんかにも これは 含まれた対策なのでしょうか?
行政の「いじめ対策」なんて、あってないようなものですから…。
子どもには療育、通級や加配といった教育現場における支援体制がありますが、充分ではないです。
発達障害者支援法はできたけれど、一部に職業訓練などの就労支援があるくらいで、成人にはほとんどメリットないですし。
軽度の場合は、本人の自助努力で生きていかなくてはならないのが、現状でしょう。
話は変わりますが、人間って一人ひとり、性格も能力もさまざまですよね。
発達障害ならば、自分のなかで「できなくて仕方ない」と割り切れる部分もあります。
それが周囲から許されるかどうかは別として。
でも、定型者の場合、苦手なこともただの「できない人」「能力の劣る人」になってしまう。
定型発達というくくりで縛られてしまうのも、しんどいことじゃないのかな?
劣等感を抱えていても、自分を肯定して生きていかなくてはいけない。
その辛さは障害の有無に関わらず、変わんないんですよね。
みんな違って、それでいい。
生きやすい世の中をつくるためのベースは、そういうことなんだと思いますよ。
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