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SATOさん、はじめまして。
6歳の広汎性発達障害の息子がいるゆっきーと申します。
私もSATOさんの義妹さんと似た立場にあるので、どうしてもその目線で考えてしまうのですがご容赦ください。
仕事をしながら家事育児をこなすのはとても大変なことだと思います。
まして、アスペの子供さん相手なら義妹さんはかなり苦労されたのではないでしょうか。
私自身、働きながら仕事に行くことの大変さを考えて、育児休暇明けに私の職場&私の実家に近い場所へ引っ越しました。
保育所へのお迎えは私の実家の両親に頼み、仕事が終わったら実家へ子供を迎えに行き、実家で夕食を食べたり、主人用に夕食をタッパーに詰めて持ち帰ることはよくありました。
息子は癇癪や夜泣きがひどく、主人は当然起きてくれないので私がそれにつきあい、朦朧としたまま朝起きて支度して保育所へ息子を送って職場へ行くことの繰り返しで毎日へとへとでした。
実家に息子を迎えに行って、1〜2時間仮眠することもしばしばでした。
息子の癇癪も周りに相手をしてくれる人がいると和らぐので「あ〜家に帰りたくないよ〜」といつも思っていました。
帰ると息子をお風呂に入れて、洗濯に後片付け、やることは盛りだくさんで誰も手伝ってくれない。
主人はイビキかいて寝てる。
息子も今は寝てるけど何時間後かには起きて泣くだろうな。
あ〜今日も12時回っちゃったよ・・・あと何時間寝れるかな・・・。
私は毎日睡眠時間の計算ばかりしていました。
息子が病気をして、職場を休むたびに気まずい思いもよくしましたし、看病も大変でした。
職場の付き合いで飲みに行くこともありました。
でも、主人は当てにならないので実家の親に息子を頼むことが多かったです。
もっと頑張っている人がいるかもしれませんが、私的には本当にきつかったので、義妹さんの気持ちもわかるような気がするのです。
旦那の収入がもっとあったら私は働かないで済むのになあ。
給料少ないのになんで残業やつきあいが多いの?
私だって働いてるのになんで私だけ家事育児しなきゃなんないの?
私は結構真剣に↑のように思っていた時期がありました。
その後、子供も増え、いろいろと問題が起こり、私がうつ病になってからは主人も手伝ってくれるようになり、大分改善されて助かりました。
主人が手伝ってくれるようになると、自然と実家にも足が遠のき、今では実家の母親が暇つぶしにわが家に遊びに来る程度になりました。
主人が私の話をよく聞いてくれるようになり、私も素直に主人の話を聞こうと思えるようになりました。
SATOさんの実家は自営業で大変だとは思うのですが、結婚した頃は誰でもお互いの育ってきた環境や価値観の違いで衝突することはあると思います。
自営業の大変さ、それがどれほど大切か、というのはSATOさん一家にしかわからないことで、お金や物に執着してしまうこと、潔癖であることがどんなに義妹さんにとって重要であるかということも義妹さんにしかわからないことです。
それを話し合って少しずつすり合わせていく作業が必要になってくると思います。
それを言い合いするのが面倒だから我慢してやる、譲ってやるという態度でいたら溝は深まるだけではないでしょうか。
どちらか一方の我慢だけではストレスがたまる一方だし、面倒だから、とこちらの言い分を真剣に受け取ってくれずに聞き流されたり「好きにすれば?」と突き放されることは本当につらくて寂しいことです。
まして、愛情がないなんてそんな悲しいこと絶対に義妹さんには言ってほしくないです。
今はお互いが「自分のほうこそこんなにつらいんだ!」と自分のことしか考えられない状況下にあるのだと思います。
どちらも自分の正当性を主張して折れることが出来ないんだと思います。
そして周りはやっぱり自分の身内びいきになってしまうことはある程度仕方のないことだと思います。
だからといって身内が完璧に同意して味方になってしまうと気が大きくなって引っ込みがつかなくなることも多々あると思います。
公平な立場で仲裁に入ってくれるような人がいたらまたちがうのかな、と思いました。
私は主人と言い争いをしてクールダウンする時にはよく以下のことを考えます。
どうして結婚したのか?悪いところばかりじゃなかったはず。
責めるばかりじゃなくて、自分にも悪いところがなかったか?
それをちゃんと口に出して謝ったか?
そして、日常生活では以下のことに気をつけています。
ひとつ悪いところを言ったら、ひとついいところをほめることが出来るように。
「してやった」ことばかりじゃなく「してくれたこと」を感謝出来るように。
今はそう思えなくても、少しずつ思えるようになったら溝も埋まるような気がします。
近くの小学校に行かせたいと考えるのならば、サポート体制は十分整っているのでしょうか?
結局は義妹さんひとりでなにもかも背負うことになるのではないでしょうか?
仕事と親のことでいっぱいいっぱいだから息子のことは見れないけど側にいてくれ、ではさすがにつらいと思います。
かと言って、弟さんに引っ越して来いと言うのもあまりにも唐突かな、と思いますが。
今はそんな状態ではないということは義妹さんもわかっているはずなのに、それでもそう言わなければならないほど追い詰められているのではないかと思いました。
妥協点としては住む所は今までどおりSATOさんの実家の近くで、小学校は義妹さんの実家のサポート体制の整っているS市の小学校で十分だと思います。
N小学校にこだわるのは跡取だから、地元だからという理由でしょうか?
でも、サポートできないのならばある程度の妥協は必要だと思います。
お互い思いやれる関係を再構築して、子供のために頑張ろうと思うのならば良いのですが、ただお父さんのためだけに、子供が心配だからという理由で愛情がないのに夫婦関係を続けるのは無理があると思います。
私だったらいっそのこと離婚して養育費の面で援助してもらった方がずっと気が楽です。
自営業のこと、お父様のこと、とても大変だとは思いますが、それは置いといて、まずは弟さん親子が将来どんな関係を築きたいのかを前向きに考えてほしいです。
実際はもっと複雑なところもあるのでしょうが、SATOさんの文章を読ませて頂いて、あくまでも私の見解で書き込みさせていただきました。
お父様が残された時間、心安らかであること、甥っ子さんがまっすぐ育ってくれることをお祈り申し上げます。
長々と申し訳ありませんでした。
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