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マガジン掲載分を見て失望したところがある。
「病気について調べて理解してイジメを一致協力してやめる」
こうしたことは漫画・小説・映画やテレビのドラマといった虚構の世界でしかない。
現実との乖離が大きい。
もっとも現実に不満や憤りがあるから虚構の世界がうけるのだろう。
精神疾患を患っている人の苦痛は、病気そのものより
外見では健常者と区別がつかず周囲に理解されない人からの差別かもしれない。
一番きつかったのは別の精神疾患の人がこちらの病名を伝えたのに
その病気を調べもせず「思い違い。休息は卑怯な逃げ」と言われたこと
相手と別の精神疾患なら、ろくに調べもせず平気で傷つける言葉を吐かれたこと
ポビュラーな「鬱病」すら家族にさえ理解されていない
病院で一緒に診察を受けて説明されても理解しない。
それはきっと家族が自分自身に同じ疾患を経験していないので
理屈だけでは実感として掴めないからかもしれない。
病名も誤解を生んでいることも大きい。
「自閉症」というと「自分の殻に閉じこもった」とか「引きこもり」と
誤解している人が異常に多い。
昨日、精神疾患と呼ばれるものを数えたら100種類を越えていた。
しかも年々種類が増加している。
私は当初、症状から「欝病」と思ったら主治医から「適応障害」と告げられた。
雅子様が患って知名度が少しあがったが、自分自身はこの病名の存在すら
知らなかった。だから健常者が精神疾患の知識がないのはやむを得ないかもしれない
私が「アスペルガー障害」の症状に多く符合すると気付いたのは
今月に入ってからです。「適応障害」だけでは説明がつかない部分があり
過去の自分を見直してコミュニケーション不全が
環境要因が原因である「適応障害」でなく「アスペルガー障害」ではないかと思った
それは環境を変えて2年半以上経過しても「適応障害」から寛解しない
「適応障害」は原因環境から外れると半年程度で治ると医学書で説明されている。
しかし原因環境を外れても症状は悪化する一方であった。
精神科の医師ですら診断を誤ったのは、患者からの情報不足であった
自分自身、過去を調べて初めて気付いた。
それまでは主治医にそのことを伝えていないのだから仕方ないこと
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