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▼クッキーさん:
>初めまして。クッキーといいます。よろしくお願いします。
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>中1の子どものことで相談です。家でよく言い争いになります。
>今朝は水銀の体温計を妹が壊したと言い張って責めていました。
>妹が体温計を使ってすぐに彼が使ったところ,水銀の目盛りが下がらないから妹が壊したの一点張りだったようです。彼は体温計を一生懸命に振って水銀を下げたが下がらないので妹が壊したというのです。体温計の振り方が足りなかったのではと言っても,「僕はちゃんと振った。壊れているのは間違いない」と言い張ります。考えられる理由をいくつか挙げて説明しますが,納得しません。そこで,私が体温計を振ってみたら,下がりにくかったですが,水銀の目盛りはちゃんと下がりました。このことを話すと「お母さんはいつも僕が悪いと決めつける」と意固地になりました。
ここから鑑みるに、世の中には『中庸』とか『とんとん』ということが、『白や黒』『yes・no』ということよりも多いということがまだ飲み込めてないっていう感じがします。
といってもこれは、日々の生活の中で、数々の失敗をして、その傷の痛みに耐えていかなくては、会得できないことです。かく云う僕ですら、34歳になった今も、一日に一度は『こんなはずじゃ…』と思うフラストレーションを味わいます。
対策としては、『自分はこれは譲れない』という趣味(できればクリエイティブなもの)を持たせる手助けをしてやったり、これは彼にでもできそうという家事を『お手伝い』として任せてみて、昨日よりもやや良くこなせたと思ったら、躊躇せずに褒めてあげるくらいのほうが、効果的ではなかろうかと思います。
家族との関係も、『ダメじゃん(@_@)』ととがめるよりは、『〜ということもあるんじゃないの?』『〜した方がうまくいくと思うよ』と具体的なアドバイスをしてあげたほうがいいと思います。
それが『失敗恐怖』という傷に効く、良い膏薬なんです。
>よくあることなのです。言葉のとらえ方がちょっと違うかなというのと,考えが狭い感じで決めつけている感じが多いのです。融通が利かない感じなのです。家の中でのトラブルはしょっちゅうなので,学校ではどうしているのかと心配です。こんな子どもにはどんな言葉で接すればいいのでしょうか。本人はしばらくするとケロリと機嫌良くなっていますが,こちらは,対応に戸惑ってばかりです。
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