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▼たーちゃんさん:
> 今日10月10日火曜日午後10時からフジテレビ系で毎週火曜日、自閉症の青年男性と幼馴染の女性獣医の人間模様を描いたヒューマンドラマ、『僕の歩く道』が放送されます。
みなさんこんばんは、ジョンです。
私は欠かさず見ています。最近特にすごいな、と思ったことは、
脚本家の橋部敦子さんは、どうして自閉症の人はうそをつかない
ということを知ったか、ということを考えたことです。
私はある時、「doing well」と「doing good」を教えられたことが
ありました。「うまくやる」ことと「良いことをやる」ことは
違うということです。人をだましてうまいことやったとしても、
それは必ずしも「いいこと」ではない場合があります。
典型的な例では、官製談合で知事が工事発注で次々に逮捕されて
います。われわれASはだまされることはあっても、だますことは
ないですからね。
つまり、橋部さんは、物言わぬ主人公にgood timingで心を打つ言葉を
言わせています。勿論、設定は自閉症ということになっていますので、
主人公はそんな気のきいた一言は言えないのですが、ドラマなので、
いいところで、相手の心に響く一言を言う訳です。それが、定型発達の
人には言えない「嘘のない真実」だから、橋部さんは自閉症である
輝明を起用したのだと思います。定型の人は「doing well」はうまいですが、
「doing good」は苦手ですから。
始めは、なぜ、自閉症の人を主人公に採用したか分からなかったのですが、
そうだったのか、と橋部さんの凄さを知りました。
これからは、輝明と都古のゴールが待っています。私としては、
かなうものなら一緒にさせてあげたいと思っています。
http://www.geocities.jp/johnhealing/
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