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風来坊さんへ。
こんばんは、たもっちです。本年の一月に高機能自閉症と診断されました当事者です。
>ここの掲示板にもよく話題になることですが、私もご多分にもれず、相手の反応が読めません。とりとめのない雑談は非常に苦痛です。
>それで、健常者の協力を得ようと、近しい人や心理学の専門家等に「コミュニケーションがわからない」と相談してみるんですが、相手は「コミュニケーションがわからない」ということ自体がわからないようです。
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>で、結局、心理学の専門家あたりだと、「感情を解放させる必要がある」ということで、絵や箱庭のイメージワークにもっていこうとします。
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>確かに、私は感情を解放させるなんてできない。お絵かきも途中で止まっちゃうし、言葉も出なくなってしまう。箱庭なんて絶対イヤ。おまけに専門家達は「コミュニケーションは言葉だけじゃない。仕草や表情にも現れる」「理屈で考えるな」と言います。そんなもんが理解できるくらいならこんな苦労はしとらんのさっ!感覚で理解できないからこそ、理屈で処理しようとしているんだけどなぁ。
>第一、コミュニケーションがうまくとれない理由が心理的理由に起因するとしたら、人の顔がまるで覚えられないことに対して、どう理由づければいいのだろう?
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>そこで、お聞きしたいのは以下の点です。
>実際のところ、私のコミュニケーション能力の欠如は何に起因するのだろう?
>診断を受けることなしに判断する手だてはないのだろうか?
>それとも、たとえ発達障害由来であったとしても、心理学的アプローチをとれば状況は解決できるんだろうか?
>以上、よろしくお願いします。
私の場合は、自分自身としての知的レベルは正常では有りますが、問題は風来坊さんと同じ様な対人コミュニケーションに関するコンプレックスを有している事です。
幼少時代から、共同生活(家族や学級、会社などの組織)での協調性や対人関係の構築やコミュニケーションの能力や自己主張が強い割りに自己表現力が弱く、誤解されっぱなしの連続です。強者や年配者に対しては非常に卑屈で、弱者や若年者に対しては、強者に対するコンプレックスの反動でどうしても高圧的になってしまい、傍から見られたら「先輩面してるね」等と言われっぱなしになってしまいます。そのしっぺ返しで、強者や年配者に対する反発と弱者や若年者からの反撃を食らわれてしまったと言う繰り返しの連続でした。
以上の様な事から、問題について私が思う事は、発達の方に問題があるのだと思います。心理については、あくまでも二次的なことだと思います。
発達の問題をバネにして行けば、真理の問題はより早くスムーズに解決し、成長や進化の大きなバネにもなり得ると思います。
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