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▼Cyperusさん:
>私達が切り開けそうな文化って、あなたが思うところ、どんなものだと思いますか?
それは『スローライフ』というものではなかろうか…と私自身は思います。
最近の日本の産業は、『スピード重視』という方向に傾き過ぎてはいないかという感じがしてなりません。
そして、障害者の就労支援もその需要にこたえるため、『キュウキュウ(>_<)』としたものになっています。
あるとき、近隣の町にある訓練施設を訪れたのですが、20代くらいの女性の方がまるで何かにとりつかれたようにねじを締める練習をしているのを見て、「こうやって、人間じゃなくって、歯車みたいに生きることって…果たして彼女にとって幸せか?」って考え込みました。
それよりは『陶芸』とか『アクセサリー』とか、時間がある程度かかっても、受け取った技術を結晶化することで、高い収入が得られるというような感じの仕事のほうがあっているなと思いました。服とかの『デザイン』も、いいような気がします。『農業』とかもいいなと私自身は思っています。
それから地方の『伝統工芸』では、最近、次の時代をになう若手が減って、存亡の危機というところも多いと聞きます。その多くも、てまひまがかかるということからだということです。
こういった『ゆっくり』が必要な産業を集約した、『ゆっくり村』なるものが、各都道府県に2個くらい出現し、私達『ハイスピードからの落伍者』を受け入れてくれたらなと、切に願ってやみません。
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