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その言葉、使ってしまったのは私だと思います。
過剰適応について、良く解っていて使ったわけではありません。
息子の同級生の子で、いかにもという感じのお子さんがいます。
学校で訳の解らないことがあると、その場ではパニックを出さない
のですが、その分、家ではすごいそうです。
お母さんと仲がいいので、細かく様子を聞いています。
アスペルガーと関係ない過剰適応でも、身体にストレス症状
(蕁麻疹や円形脱毛症など)が出るそうですが、その子も体調が悪いこと
が多く、無理は出来ないようです。
その辺のところ、お母さんは無理をさせないよう、とても気を遣っています。
適宜、学校を休んででも心身共に疲れている時は休息を取らせるようにしています。
今はもう、高校生ですが、お母さんと二人三脚で高校入試も乗り越えたようです。
その後、一ヶ月くらいは寝込んでしまったそうですが。
本当に、お母さんが彼のプロデューサーといった感じで、彼の状態を的確に
把握してその都度、より良い選択を積み重ねていったという感じです。
学校で何とかしている分、家庭にしわ寄せがいくようですが、家庭で対応
出来るなら、不登校になったりせずにすむわけですよね。
学校では適応しているので、「お母さんが神経質で騒いでいるんだ」と、周囲
には思われていました。そこも辛そうでした。でも、息子のために長年戦って
います。彼女は元々、人一倍頑張り屋なので出来たことで、私だったらそこま
では出来ないような気がします。とにかく、壮絶な戦いです。
それと、彼女は理屈っぽいたちなので、息子に理屈で説明して納得させている
ような気がします。
うちも、小4くらいからは、理屈で納得するようになりました。
大騒ぎが治まってから説明ということも、度々ですが。
今でも、いろいろ説明させられています。(世の中が、どうしてこんなにいい加減
なことばかりなのか、等々)
小3だと、まだそこまで出来ないので、安心出来る家で、爆発するしかないので
しょうね。
私も素人で、良くは解っていないのですが、そんなところです。
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