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難しいテーマになるかもしれませんが、皆さんにお尋ねしたいことがございます。
●小学校入学までに、病気や怪我による長い入院生活(おおむね3週間以上)を経験されましたか?
●また、その当時の経験が今なおフラッシュバックすることはございませんか?
●入院経験がなくても、風邪などちょっとした病気で小児科にかかったとき、注射を極端に怖がることはありませんでしたか?(例えば、注射針を見て初めて泣き出すのではなく、お医者さんや看護士さんと目が合っただけで泣き出したとか、「××小児科医院」の看板を見ただけで泣き出した、という経験はございませんか?)もしくは、虫歯で歯医者さんのお世話になったとき、歯医者さんの看板を見ただけで怖がったという極端な怖がり方をしたことはございませんか?
●現在でも注射や歯科機械に極度の恐怖感を覚えることはございませんか?
●医療機関で、病気や怪我(もちろん発達障害や2次障害を除く)を誤診されたり、処置を誤ったために10年以上も後遺症に悩まされた経験はございませんか?
どうやら私、医療機関に対してもPTSDを抱えているような気がしてなりません。
その根拠は、
◆幼稚園の年長組までの6年間、半分以上を病院で過ごしたが、物心ついたときから病気による苦痛にさいなまれていた。
◆6歳のとき、急性髄膜炎で42℃を超える高熱を発して生死の境を彷徨った頃、私の収容されていた病室の隣がNICU(新生児集中治療室)で、あるときそのNICUに収容されていた未熟児が危篤状態になり、1時間に7〜8本ペースで注射を打ち込まれるという集中治療もむなしく、翌日未明に息を引き取った。未熟児の泣き声は延々7時間も続き、泣き止んだ(=息を引き取った)時は既に25時30分だった。このため、子供の泣き声だけで深刻なフラッシュバックに襲われる。
◆オフクロの話によると、私は幼児期にドクターと目線が合っただけで泣いたとのことだが、注射器や歯科機械に対する恐怖感は幼稚園の年長のうちに感じなくなった。
◆先天性股関節脱臼がドクターの誤診による誤ったメスで半ばお釈迦にされた。目に見えて股関節の状態が悪くなっていったので、今でもあの時誤診による誤った手術を受けていなければ、中学校から体育の授業を見学させられるようなことはなかっただろうし、もちろん体育の授業を見学しても「仮病」呼ばわりされることはなかった。
◆平均台から転落して左腕を骨折したとき、担ぎ込まれた整形外科でドクターが処置を誤ったために、左肘が変形してしまい、その古傷が36年後の今も時々痛む。いじめのフラッシュバックが古傷の痛みとともに発生するので、個人の力ではどうすることもできない。
◆ただし、整形外科を除くと医療機関での不愉快な対応は未だかつてない。
もちろんこれらは、定型発達の人ならそれほど神経質には感じないことなのでしょうが、もしかするとどんなアドバイスも素直に受け入れられないほど私の心が荒んでしまった理由は、PTSDの原因がいじめだけだとは思えないような気がしています。
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