|
元幼稚園教諭さんへ
お返事が遅くなってすみません(><)
元幼稚園教諭さんがコメントしてくれた内容が嬉しくて涙が出てしまいました。
実際、心理士の先生を間に先日話し合いをもってもらったのですが、行き詰まりを感じていました。
ジョンさんのところにも書いたのですが、その話し合いの次の日に先生は逆に焦ってしまって、心理士の先生が「無理強いはしないで」という言葉と真逆のことをしてしまっていました。しかし、息子は「いつもなんだ」と毎回無理じいされていた経緯を知って愕然としてしまったのです。
本当に先生は息子の障害を理解できないままで、この3年間息子と接してきたのかと思うと、息子が不憫でなりませんでした。
息子は「こんな姿をみせたらお母さんが心配するから嫌だったんだ・・ごめんね」と謝ったのです。
息子は自分のことで私を傷つけたくなくて、黙っていたこともあったのです。
>確かに暴言や物を投げることは望ましくありませんが
>少なくとも教師に従順でないことが問題行動ではありません。
>むしろ自分の適性や感情を理解し
>そしてそれを表現できている息子さんは人間として素敵です。
>その表現方法は年齢的にも学んでいる発達段階の時期ですので
>この時期の子供達の望ましくない形での表現は珍しくありませんし
>例えば思春期の男の子が母親に一度も「うるせえ」と言わなければ
>逆に心配しましょうという話を聞いたことがあります。
>(暴言により気持ちの表現をする時期が当然にあることの例えです)
息子を認めてくださって本当にありがとうございます。
息子自身「どうしてもコントロールが上手くいかないんだ」と言い心理士の先生に悩みを打ち明けていました。
「人を傷つけたくない」と本当に必死だったので、自傷行為に発展することはよくあったのです。学校のことを考えながら手に噛み付いていることがあります。
私が自分の都合で無理強いした時は「クソババア」と言ったりしますが、次の日までひきずって「昨日はごめんね」と自分から謝ってくることもできるのです。私も無理強いしたことを謝りました。
私と先生の違いは無理強いしたことを自覚できているか・いないかの差だと思います。基本的な息子個人への視点が違うように思えるのです。
>
>それからもう一つだけ生意気を言わせてもらえば
>苦手を克服する部分を強調する教育は古いように思います。
>ストレングスモデルという言葉を学んだことがあるのですが
>苦手を克服する為の時間よりも
>得意を伸ばす時間を多く費やす方が効果が上がる教育だと
>最近ではそのような考え方が主流のように思うのですが…。
>もちろん様々なことを経験しその中から「得意」「好き」をみつけ
>そこを伸ばしていくことを中心とした教育こそが子供達を輝かせる
>望ましい個性を尊重する教育であると私は信じています。
本当にそのとおりだと思います。私は息子を通してそれを実感します。
得意な分野は大人顔負けの知識を飽きることなく探求しています。
息子は「自分の脳機能障害は出産時、または胎児である時期の母体が酸素を送るホルモンのタテコールアミンがストレスを過剰に感じたことにより、このホルモンの減少が影響を及ぼした結果の酸素不足で起きた可能性もある。だからストレスを受けやすい体質遺伝をもっていると脳機能障害が生まれてくる可能性が高いのかもしれない。このストレス社会だもんね。だからこれからもっと生まれてくると思うよ」と昨日私に淡々と話してくれました。息子は12歳にして生物が得意なのです。
その反面、人の心の動きや言葉からのイメージングかできないようです。生活レベルでも、得意なことを生かしたアプローチや障害ならそれを補えるような行間読みがあったら、息子はもっと伸びるように思います。
もともと大人しい子どもでした。いつも恐くて泣いてばかりいる息子です。家ではよく泣くのです。
大切なことは、先生が息子の分らないことは幼稚園まで戻ったやり方でもいいから、しっかり納得して行動できるように指示することだと思っています。
どれが正しいのかは、息子が一番知っていることなので、息子個人の中の「わがまま」と「障害」の違いを先生自身が解って欲しいと願わずにはいられませんでした。
息子の想いに気づけずにいた いままでの自分が情けなくて行き詰っていました。息子を認めてくれる言葉が嬉しいです。また頑張ろうと思える私がいます。
先生の中にも解ってくれている人がいると思えることが本当に私の救いです。
本来の息子が学校でも出せるような居場所作りを周りの方の力を借りて作っていこうと思えました。そして一番の理解者にやっぱり担任の先生になって欲しいです。あきらめたら息子がかわいそうすぎますもの(><)
笑って卒業させてあげたいです。
|
|