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▼kazeさん:
お久しぶりです。
> ご意見伺いたくて、書き込みしています。
> 学校の外で、何か楽しみがあることで、秋桜さんの様な考えが出来ると思うのですが、また、長いスパンで考えると、将来の自分の為に今考えようと思う事が出来ますよね。 これは、現在の自分だったのなら、こうやって考える事も出来ますが、多分過去の自分(将来など無いと思っていた頃の自分)だったら、そういう将来のためにと考える事が出来なかったと思うのです。
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> そして、我が子二人も、そういう時間的な将来に、自分が在るという事を認識する力が弱くて、わたしが少し先の自分のためにという話をしても、理解するのが難しいようです。
> どのような、アプローチでしたら、その様に、考える事ができるとお思いになりますか?
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> また、お母様はどうのような働き掛けをなさったのでしょうか?
> 差し支えの無い範囲で教えていただけないでしょうか?
母は折に触れて「女性と仕事」といった本などを買って読ませ、どんな仕事が向いていると思うか、もしもその仕事に就きたいのならどんな学校へ行くといいのか、どんな勉強が必要なのかといったことを議論していました。
ただ我が家の場合は母が教師だったこともあってか大学へ進むことは暗黙の了解になっていました。私も小学生の頃から漠然と「何か専門的な資格を取って働きたい」と考えていたので、「だったら大学へ行かないといけないんだな」とは思っていました。母も「普通の会社員は向いていないだろうから、専門職に就かせた方がいいだろう」と考えていたようです。
現在の自分について未来の視点から考える、というのは実はコーチングでも重要なスキルでもあります。今考えると母親はかなり意識的にやらせていたんだな、と感じています。
ただ発達障害のお子さんの場合、時間軸や時間の感覚がしっかりしていないケースも多く見られます。これは曜日や時間の概念が身に付きやすかったか、1日のスケジュールを適切に組めるかといったプランニング系の能力と深く関係しています。
お子さん達はどんな仕事に就いてみたいと考えていますか?最近は「13歳のハローワーク」といった本もありますから世の中にはどんな仕事があるのかといったことを調べてみることもいいと思います。
また、時間の感覚がしっかりしていない場合はある程度の時間(3〜6時間程度)を区切り、「この時間内に何ができるか」といったスケジュールを一緒に考えるといったことをやってみるのもいいと思います。姉と私は中学生になると長期休み中の講習会スケジュールなどは全部自分たちで組み、両親に代金の請求をしていました。
元々スケジュールは割りと覚えている方ですが、できるだけメモを取ったり携帯にタスクリストとスケジュールを作成して確認しています。常勤の仕事をしていた頃はスケジュール帳に記録をし、さらに空き時間も何をするかをできるだけ具体的に書く、ポストイットにタスクリストを机に貼ってできたものを消すといったことをしていました。
ビジネス書などで成功している人の例を読んでいると意外と参考になることが多いです。
あと以前他の方のレスでお勧めしましたが、メル・レヴィーンというアメリカの小児科医が書いた「ひとりひとりこころを育てる」「<できる>子どもの育て方」という本は私にとってはとても参考になりました。
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