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>チョコチップさん
初めまして、30代のアスペルガー当事者です。参考になるか分かりませんが、私の事例を挙げておきますね。
私が親元を離れたのは高校時代で、学生寮で生活しておりました。卒業後、住み込みで新聞配達をしながらコンピュータの学校に通っていましたが、学校自体をドロップアウトし、販売店の住み込みを続けていました。今は独立し、年金とアルバイトで暮らしています。
学生寮の頃は寮母さんと、新聞配達をしていた頃は店主の奥さんとコミュニケーションを取っていましたが、販売店を辞めた後のブランクの期間、地活(地域活動支援センター)の存在を知り、ここに通い続けていました。ここは自立までに活用できる様々な社会資源を教えてくれます。作業所に留まらず、生活保護からヘルパーまで教えてくれました。
また、よほどひどいことをしなければ、別の障がいを持った方とも交流出来ます。おそらくお住まいの地域の役所の保健福祉課で教えてくれます。作業所が続かない場合、ここで交流をして人間関係を学んでから社会に出ると、結構スムーズに行くと思います。
地域によっては親向けの会もあり、同じ悩みを持った親御さんと悩みを共有することで解決策が見えてくる事もあります。また、各都道府県に一つ、発達障害の支援センターもあるので、ここに相談に行く手もあります。アクセスが不便なのと場所によっては予約待ちのところもあるので、待てない場合は親御さんの会を探して見るのもいいかもしれません。
そう言う私も、何か出来事があったら欠かさず実家にメールで新聞記事のように書いて送っています。口数が少ない分筆談になると通じる当事者もいますので、離れて暮らす際にメールを使う方法もあるでしょう。
長くなりましたが、参考になれば幸いです。
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