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初めまして。(^o^)/
▼まちさん:
>彼は会社でものすごく嫌われていて、四面楚歌状態です。
>
>私の部署では営業と事務員が2人で組んで仕事をするのですが、
>私は入社してすぐYさんとペアになりました。
>
>彼は営業職なのに人と話をするのが嫌いで、私とのやり取りも筆談です。
>常に目をそらして(斜視かと思ったんですが、合うと不快そうにそらす)いますし、「おはよう」や「お疲れ様」も言いません。
>こちらが挨拶しても返してもらえません。
>
>その為、得意先からもクレームが多くて成績も低いです。
>
>取引先の悪口をいきなり言い出して、私が迷惑そうにしても気づきません。
>自分が満足するまで延々話続けます。
なんかはっきり言ってYさんが羨ましいです。
私なんか技術職なのに、ちょっと意志の疎通が悪くなっただけで毎日首を心配しなければなりません。
おそらく人と話をするのが嫌いなのはいろいろ理由があるのでしょうが、まちさんが味方であることを少しずつ伝えていけば、心を開いてくれるのではないのかな?
発達障害の当事者(グレーゾーンも含む)の多くが共通で抱えている問題として、
●他人の言動を字義通りにしか解釈できない。
●ストレートな表現でないと自己主張できない。
●手先が不器用なため、マニュアルどおりに作業ができない。
などといったことがあげられます。
これらが原因で幼児期にいじめに遭っていれば、トラウマとなって話すことさえ億劫になってしまいます。
実際私もそうでした。
幼児期に住んでいた場所が身体障害だけでなく発達障害に対しても偏見がひどい環境で、歩き方だけで身体障害がばれたり、話し方だけで発達障害がばれるほど深刻でした。
このため、テープレコーダーの存在に長いこと恐怖感を覚えていました。「ラリルレロ」の発音が悪かったことを、いじめっ子ばかりか家族の者にさえも攻撃されそうに感じたので、盗み録りしているのが判った途端に無言で抵抗しました。
吃音障害を乗り越えることができたのは、ようやく最近になってからです。
私はカラオケボックスに一人で出向き、長時間マイクを独占してストレスを解消していますが、ボイスチェンジャーで1オクターブ上げたときの声が意外に魅力的なハスキーボイスに聞こえたので、すっかり病み付きになってます。また、ボイスチェンジャーにはまっているだけでなく、エフェクターを通さない「地声」もまんざら悪くないことに気づき、おかげで吃音障害が気にならなくなりました。
Yさんには「ラリルレロ」の発音が悪いなど、話し声を聞いて気になる点はございますか?
発達障害の当事者に「ラリルレロ」の発音が悪い人や、極端に年齢不相応な子供っぽい話し方をする人は多いです。
>事務仕事のやり方の効率が悪いので、少し変更したいと申し出たら断固拒否されました。
>理由は「僕は分からなくなってしまうので」だそうです。
>教えますからと説得しても「覚えられないから」と頭から拒否。
>普通の人の拒否とは違い、激怒するんです・・・。ささいな事にも。
発達障害の当事者は、たとえ非効率的だと解っていても自分流の仕事のスタイルを変えることが困難です。理由は簡単。駄洒落ではありませんが「邯鄲の歩」を異常なほど気にしているからです。
(「邯鄲の歩」:邯鄲に住んでいる人の歩き方がスタイリッシュなので真似をしようとした人が、結局身につかず、自分本来の歩き方をも忘れて、すっかり歩けなくなった)
>私の前に彼の事務員だった方は2ヶ月で退社したそうです。
>そのまえは3週間。
>
>私も入社2ヶ月ですが、限界です。
発達障害の当事者の相手をすることは、相手をする人はもちろん、当事者本人も疲れます。
それは、定型発達者(発達障害の非当事者)には当たり前の意思の疎通が困難だからです。
例えて言うなら、ウェディングドレス姿で陸上競技のハードル競争に臨むようなものです。
ウェディングドレス姿では、絶対にハードルは飛び越せません。そもそも、跳び越そうとする前に、長くてボリュームたっぷりのスカートがハードルを押し倒してしまいます。
>毎日ぴりぴり過ごしています。
>条件等が良い会社なので辞めたくはないんです・・・
>
>彼にアスペルガーの事を上手く教える(聞く)にはどうしたら良いのでしょうか?
>
>もし本人がアスペルガーを自覚してた場合、どう聞かれるのが一番傷つかないですか?
今すぐYさんに発達障害のことを伝えるのは時期尚早のような気がします。
もう少しの間BBSに参加されて、得られた知識を持ち帰られてからYさんに伝えるほうがベターだと思います。
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