|
みなさん、色々な助言をありがとうございました。
私の言葉がちょっと足りなくて、誤解を与えてしまっていたらすみません。
コミュニケーション・トレーニングは、主治医のクリニックのカウンセラーの方が講師になっているもので、言わば通院のようなものです。
6月から月に一回の通院になったのですが、用心のためにカウンセリングを受けるというアイディアは、非常に現実的で実現可能な案であると思いました。
私の職場はフレックス制ではありません。
良く言えば「自由がきく」、悪く言えば「野放し状態」の職場です。
病気休暇として4ヶ月会社を休んだので、復帰直後からフルタイムは無理という医師の判断から、勤務時間の短縮を行い、2週間ごとに2時間ずつ時間を長くしていき、6月からフル・タイムとなりました。
私にとっては本人の了解なく、病名を人に言ってしまうというのは、どうしても納得がいきません。
それは精神病に限らず、どんな病気についても同じ考えです。
ただ、私の職場は100%外資で、理事会はカナダとシンガポールで組織しています。
病気休暇の報告と承認のために理事会に病名を告げるのは、当然のことと思いますが、客先に知らせる必要などないはずです。
うつ病でさえこうなのですから、障害となるとどんな困難かは理解されずに噂が蔓延するかもしれない、折に触れて説明を求められるかもしれない、と思うだけで滅入ります。
成人のASというのは、仕事での能力の高さや効率の良さ・信頼性など密接に関わっているもので、しかも給料をもらっている立場のため、障害故に仕事を遂行していく能力に欠けるかもしれない、と判断されれば終わりです。特に理事会には。
そこが学校という環境とは異なる点だと思います。
私の場合、今の職場に就職する際にはASだということはわかっていませんでしたから、その気になれば解雇の理由にもなると思います。
職場の状態は「野放し」と先ほど書きましたが、どういうことかと言いますと、社員が何時に出勤して何時まで残業していようとお構いなしの年俸制で、上司も部下の勤務時間の管理(良くも悪くも)をしていませんでした。
ですから、私がひとりで仕事を抱えて毎日8時〜夜の9時頃まで仕事をしていても、何の管理もしていませんでした。
そんな無理が8ヶ月も続いたでしょうか、私はうつになってベッドから起きあがって会社に行くことが出来なくなってしまいました。
私の場合、自分の健康管理というものに非常に困難があります。
健康は自己管理すべきことだとは承知していますが、どんどん増える仕事量にも「私の努力が足りないから仕事が溜まってみんなに迷惑がかかる」「普通の人なら時間内でやってしまう量なのかもしれないのに、自分の努力が足りないから駄目なんだ」と、どんどん自分を追いつめてしまった結果のうつでした。AS故のセルフ・エスティームの低さから全ては始まったのかもしれません。
当然上司は理事会から、部下の管理不行き届きを指摘されたと思います。
そこで、長期の病気休暇や復帰後の短縮勤務など、うつを再発しないように今は厳しく(?)管理されています。
ですから、カウンセリングという名目でトレーニングを受けるという案は一番無難なように思います。
うつは治る病気ですが、ASは生まれつきの障害ですから、理事会や上司がうつと同じように扱ってくれる事は期待できません。。
長々と書いてしまいましたが、みなさんのアドバイスに感謝しています。
ありがとうございました。
|
|