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▼風来坊さん:
お返事、ありがとうございます。
>そういう頑固で鈍感で手強い人を相手にするには、どうしたらいいんだろう?やはり気長に依頼形表現で粘ればいいかなあ・・・?
風来坊さんは、当事者の方ですよね?
私は過去に言われたことがありますが、風来坊さんにはこころあたりありますか?
「お前は、甘やかすとつけあがるし、叱れば反発する」
夫によく言われました。
私は、自分のサイトではよく「人を見たら自閉と思え」ぐらいのことを言ってまして…(^^;)
自閉症者への指示は、健常者であろうと有効だと考えております。
特に女性は結婚生活の上で、夫に対して上からものを言ってはいけない…というご家庭もまだまだ多いので、そんな家庭生活を応用しますと、
プライドの高い人間、自分は相手より上だと思っている人間には、逆に下手に出て持ち上げた方がいい。
「負けるが勝ち」なんですね。
でも、なかなか難しいことですよ?
ついこっちも相手と対等だ、と、思ってしまいますから。
私の勤めている会社では、やはり接客業ですから、社内でも依頼形が飛び交っています。
例え正社員であろうと、上司であろうと、私みたいなパートのオバチャンに、
「こちらになおしていただいてもよろしいでしょうか?」という、依頼形でお願いされますし、了承すると「ありがとうございました」と、言われます。
そうなると、こっちも期待されているようで、張り切ってしまいますね。
ところが、家庭に帰ると、旦那は「自分が一番エライ」という人ですので、
ちょっとの失敗もこきおろします。
「お前はなんにもできない」「こんなことぐらいもできないのか?」「お前はいったいなにができるんだ?」
こうなると、自分に自信がなくなって、どんどんどんどん悪循環にハマって出来なくなっていきます。
叱咤すると、相手は奮起してヤルキになる…と思うのでしょうか?
逆効果じゃないか…と思うのですよ。
>初めの1ヶ月くらいは下手に出ていたんですよね。ところが、いくら下手に出てもらちはあかない、下手に出てばかりだと逆に馬鹿にされてしまう、言っていることがその場しのぎでコロコロ変わる
相手も自閉当事者…ぐらいに考えて対応したらよいかと思いますよ。
外国の方でしたら、なおさらです。(自閉と定型は、異文化コミュニケーションだと言われます。それと同じだと思います)
指示するときは、わかりやすく簡略に。それでいて、上からモノを言う形にならないように。
相手が「オレサマはえらいんだ」と、ふんぞりかえっても、常に低姿勢で相手をコントロールするのなら、世間ではあなたに軍配をあげます。
相手が自分をどう思うか?ではなく、上手にコントロールすることによって、世間がどう評価してくれるか?だと思います。
自閉当事者はつい、「自分が」になりがちです。気持ちはわかります。
こんな方法ではいかがでしょう?
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