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▼れんさんへ
>昨日、久々に三保の内浜で泳ぎました。
>汚れてはいるもの、今年初めての海はとても気持ちよかったです。
>僕にとって心が落ち着くところは、川崎にある「大師河原」です。
>嫌な事があればいつもそこへ行って羽田の飛行機を遠目に眺めていました。
>夏の夜にはこっそり泳いだりもしていました。そういう場所は静岡にはありませんが、清水港や久能海岸は好きな場所です。要するに、海が好きなのです。
>僕は卒業した地元の中学校にはもう二度と行きたくありません。
>あそこには嫌な思い出しか詰まっていませんから・・・
れんさんにとって、好きな場所があって良かったと思っています。
好きな場所だけでなく、気持の落ち着く毛布だったり、時間だったり、絵画だったり、音楽だったり・・・
何かがあることで、自分を落ち着け取り戻せるものがあると良いですね。
静岡は海と山を売りものにしている割りには、遊泳禁止の所ばかりですね。
私は、実は茨城以上に静岡には帰ってきたくありませんでしたが、それと同じくらいにこの土地に帰ってくることに渇望を抱いていました。
そして、今住んでいる場所は、結婚してたまたまその場所に、主人が居を構えていたので戻ってくる事になってしまいましたが、人生の中でももっとも忌み嫌う場所でした。
私の人生から、消し去りたい場所があるとしたら、この場所だと思います。
苦しい、辛い経験をしたあの場所は、今住んでいる家から数分の所です。
でも、この場所で子供を育てながら思うのは、世の中は遅々としてでも動いているという事です。
自分が辛い思いをしたこの場所で、また同様の思いを抱えて、二人の子供は生きています。
でも、それを反芻する事で、前へ進んでいる自分もいます。
この場所でやり直しているみたいなものでしょうか?
この同じ場所で、世の中まんざらでもないと思える人間関係を、ほんの少し作っていけていることが、過去の自分を癒しているように思えます。
辛い場所に戻る事が、正しいとは思いませんが、苦しい・辛い事があった分、人は成長するように思っています。
傷付く事が正解ではないかもしれないけれど、それだけ学習できるのだと、ポジティブに生きたいものだと思います。
そう・・・小学3年生の頃、浜岡に住んでいました。
夜、蟹を取りに父が連れて行ってくれた浜辺で、天の川を見ました。
太平洋から陸地の方へかけて、星の大きな川が流れているのは、圧巻でした。
おすすめです。
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