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御無沙汰してます。(^o^)/
▼ru**kaさん:
>昨日、親から「話し方教室」を勧められました。その理由は「ru**kaと話していても言葉のキャッチボールがまともに出来ない」「ru**kaは自分から人に話しかけることは、小さい頃から今までのうちにほとんどない、たまに発するru**kaの言葉は人に通じない」ということで、「話し方教室」へ行けばもっとまともに人と会話が出来るようになるのではないかといって進められた。
私個人の意見としては、一般の「話し方教室」は必ずしも発達障害者には向きではないと思います。上手な話の仕方についてレクチャーした書籍も、必ずしも推奨できません。
その理由は、話し方のパターンやシナリオを覚えることができても、実戦で役に立たないからです。
私はよくAS当事者の脳を一升瓶にたとえてお伝えさせていただいていますが、定型発達者は一升瓶を斜めに傾けて枡に酒を注ぐ状態、AS当事者は一升瓶を真っ逆さまにして枡に酒を注ぐ状態にそれぞれたとえられます。
一升瓶を傾けて枡に酒を注ぐと、酒はスムースに流れてきます。枡のほうでも適量になるまで酒は溢れません。
しかし、一升瓶を真っ逆さまにすると酒はスムースには流れてきません。ビンの口から空気が入る度に、行き場を失った液体が一気に流れ落ち、枡に入ったはずの酒も勢いで周囲に飛散します。
まるでシナリオから外れた展開でパニックを起こして受け答えがめちゃくちゃになっているシチュエーションと同じです。
>アスペの方々は、「話し方教室」に行かれたことはありますか?「話し方教室」はアスペが通って、効果があるものだと思われますか?
むしろ自助サークルや、心療内科で主催するソーシャル・スキル・トレーニングのほうが効果があろうかと思います。
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