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初めまして、ASの診断を受けたたもっちです。
現在は北陸地方の某都市の鍼灸マッサージ治療院で勤務している者で、34歳の中年独身男性です。
私と姉は小学校時代から、仲良くは有りません。未だに仲直りしておりません。私自身としては、もう中年なので仲直りしたいと思っていますし、仲直りする事も当然だと思っています。しかし、母親にその事を話をしましたが、何も協力してくれません。母は60代後半で体調不良で死期は近づいてきているし、父は亡くなっているし、最後の精神的な理解者は姉しかいないからです。以上の様な事から、兄弟同士の仲直りをする事は当たり前の事です。後に母親から「私は小児時代に、姉とは上手く遊ぶ事が出来なかった。私は非常に多動で落ち着きが全く無かった。姉の学用品を無茶苦茶にした。その上、私の療育で姉は大きな犠牲を払ってしまった。そのため、姉は親からの愛を充分に受ける事が出来なかった。それで、姉は私を憎むようになった。」と聞かされました。その事を私が北陸の実家に就職してからで、しかも30歳過ぎに話したのです。今更になって、何故話してくれなかったのか、余りにも遅すぎる。早く話してくれたら、私と家族間の交流や私の人生がどれだけ幸せになったのかとさえ、感じます。
話は変わって、生前の父はおとなし過ぎてた為に、母親がかなり強い権力を持っており、父親の代用をしていた程です。小さい時から干渉や注意を受けていたために、女性との付き合いが未だに上手く出来なくなってしまったのです。しかし、母親からは人生や日常社会生活の知恵を学び取る事が出来ました。
要はASや高機能自閉症者などの発達障害の当事者に取ってみれば、母親と言うものは「最も恐ろしく、最も嫌で、最も怖い存在であり、最も優しく暖かく、最も信頼出来る存在の人。」なのです。
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