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▼みっちょんさん:
>みなさん、こんにちは。
>
>私はまだ診断はうけてないのですが自己診断でアスペルガーを疑い、
>発達障害者支援センターに行き、面接を受けました。
>病院への紹介状を書いてもらいましたが、病院の予約日は5月です。
>
>母と私の話を聞いてくれたセンターの相談員さんの話によると、
>【たしかにアスペルガーっぼさがある。でも立場上診断はできないから病院に行ってね。診断を受けたら自閉症のやりかた(TEACCHとかかな?)が生活に役立つかもしれないから。とてもよく適応できてると思う。周りのかかわりがよかったのね】
>とのことでした。
>
>診断を受けたら長年の違和感から解放されるんだ、という期待と、違うと言われてまたフリダシに戻ったらどうしよう・・・という不安の間でゆれてます。
>診断うければわかることだし、こんな投稿をしてもみなさんを困らせるだけだとはわかっているのですが・・・。
>
>【この人は違う】と思ったらセンターの人はハッキリそう言うんでしょうか?
>誰にでも【とりあえず病院へ】というのかな?
>病院に行く前に支援センターに行かれたみなさん、どんな感じでした??
>
>もしよろしかったらお返事おねがいします。
>どうも落ち着かなくて(^_^;)
はじめまして、ジョンと申します。
アスペルガーと診断された51歳、会社員です。
気になったので、投稿させていただきます。
僭越ですが、支援センターの方がいきなり
「アスペルガー」とおっしゃったのは、あまりではないかと
感じました。
アスペルガーの館にも診断基準が掲載されていますが、
基準にあてはまるか診断することは、専門医であっても難しい診断です。
「アスペルガーっぼさがある」という安易な表現で良かったのか
気になります。だから、みっちょんさんが悩む原因に
なったのではないかと思っています。
それほど障害の診断は重いと私は思っています。
診断に対する「期待」と書かれていますが、
様々な検査によって診断される結果は、これからの道しるべであって、
診断によって、解決が得られる訳ではありません。
最も良くないのは、診断を行って、放置することであって、
それこそTEACCHプログラムなどの支援を受けることの方が
大切ではないかと思っています。
と言いますのは、正確な統計では、アスペルガーの存在確率は
0.084%であって、広汎性発達障害、自閉症スペクトラムの
場合が多いからです。しかし、これは「違うと言われてまたフリダシに戻」る
ことではなく、そういう傾向があるということであって、
同じく道しるべになりますので、大切なことです。
先天的なものであっても、後天的なものであっても、大事なことは
道しるべを得られるかどうかであって、
アスペルガーであればOK、そうでなければNO、というものでは
ないような気がします。
センターの方は勿論の事、専門医にとっても、診断は難しいことであって、
10人以上の医師に診断してもらった結果、正しい診断が得られた、
という場合も希ではありません。
この分野は研究中の分野であり、診断が得られたから、未来永劫その
診断は変わらないとはお考えにならない方がいいと思います。
むしろ、私は、これからのトレーニングによって、私たちや
みっちょんさんが、社会に適応できるスキルをどうやって身につけて
いけるかの方が大切ではないかと思っています。
これからの豊かな人生が開けることを祈っています。
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