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▼コボさん:
>暫くぶりの投稿です。 コボです。
>昨年の秋に中一の息子がASの診断を受けました。
おはようございます。
小学3年生の男児がおります。
>ASと診断された時に、先生からは「叱るのではなく指導する姿勢で接すること」といわれましたが、だんだん親のいうことも素直にきかなくなってきており、このままASということから、「叱る」ことをせずに、「言い聞かせる」形での指導をしていって、本人のためになるのかどうか?正直疑問です
高機能自閉症児の指導につきましては、最近何度もこちらで貼り付けさせていただいておりますが、(しつこいかも…)
http://blog.livedoor.jp/ohanami4233/archives/50400319.html
も、ご参考にどうぞ。
(小学生低学年用で、申し訳ないのですが)
叱っても良いのですが、否定した叱り方や、言葉の口調がキツイだけのものだと、本人は、その表面だけにとらわれ、指示が通りにくくなるようです。
また、自閉症は全体を把握することができない障害ですので、本人が納得しないとどうしても行動を止められないかと思われます。
たとえばですね、わかりにくいかもしれませんが、
A→B→C→'Z'→E→F→G
という、間違いを犯したとします。普通この間違った部分'Z'だけを叱ってしまいますが、自閉症はこの、A〜Gまでの流れがわかっていない。
なので、これを全部把握させ、なぜ悪いのか?なにが間違っているのか言い聞かせる必要があります。
そこで、叱るのではなく、言い聞かせる という指導になるのだと思われます。
会話につきましては、中学生ともなりますと、それなりの理解力もついてきますので、言い聞かせもきくとは思いますが、
例えば、自閉側の考え方と、定型側の考え方に相違があることを本人に理解してもらう(理解できる年頃では?と推察いたしますが、なにぶんうちは子供が小さいもので、参考にならなければごめんなさい)
例えば、自閉側の会話は「相手をまきこんだ独り言」らしいです。
会話のキャッチボールをしている、というより、自分の独り言に相手をつきあわせている という感じです。
こういった、お話しの仕方をしていますと、周囲も会話しずらく、本人も孤立していってしまいます。
我が家では最近、下の子(こちらも自閉圏)にも、この傾向が見られ、息子もそれに対してはイライラしているようですので、「お前も同じなんだよ。」と、下の子を悪い見本にして教えてますね。(下の子からしたら、悪いお母さん???)
話に割り込んで、話題に沿わない会話を始め、話題から浮く。
ということもあるので、話に割り込んできたときには、こっちの話が終わるまで待たせる。(これは、学校にも協力していただいております)
以前テレビで見た、自閉症の子の指導ですが、
その子は、自分の好きな話を話に割り込んで、延々はじめてしまうので、その都度、先生が、「いま、その話をここでしない」と、指導していた記憶があります。(ウロ覚えですが)
我が家は低学年の子ばかりですので、あまり参考にならないかもしれませんが、中学生のお子さんでしたら、そろそろ周囲から自分はどう見えるのか?ということをお話ししていってもわかる年齢なのでは?と思いまして、お話ししました。
いかがでしょうか?
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